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不良少年の夢

※あくまでも創作物として読んでください!
よろしくお願いします🤲!

義家弘介著 光文社刊

2020年7月25日までの限定公開とさせていただきます。

(ここでは本書に関わるお話を掲載させて頂くのではなく、この書で目覚めさせて頂いた思いを載せさせて頂きます。以下の文章は、私の通院している精神科専門病院内で、圧力を受けながら筆を進めた断章です。)

私は大分市の衛藤病院に33年間通院し、偽善の精神科医療のもと、過酷な人権侵害を被ったと、強く認識しております。
申し訳ございませんが、主治医であった精神保健指定医の実名も、公開させて頂けなければ、私の事はもとより、この社会の健全さを担保できないと、心から考えての判断です。関係修復は不可能でしょう。それが正解だと思われます。


【院内メモ断章】

見捨てられた子供

私は見捨てられて育った人間だ。この話は事実にもとずいて書いているものである。余計な言及をお許し願えば、病院の誹謗中傷を書き立てているのでも、とうていない。ここにあるのは、事実なのだ。事実を書いている訳だから、小説の態はとっていっても、小説とは異質のが語られてある。嘘や想像力で書かれたものでない書き物を、読み進める読者には、いささか退屈を強いるであろうが、私はこのスタイルを採用する事が、いちばん伝えられる方法であると思うのである。

結論から書いておこうと思う。私は終始騙されていた。彼が初期の段階で自分の生きる世界は、人情の茶番舞台だと、仮に知っていたら、彼自身から、幾分かは人生方向を訂正できたのかも知れないが、あと知恵である。仮に彼の認識に、世の中のほとんどの人間が差別主義者であり、そのほとんどが露骨に差別を投げやってくる人間であると、知っていたら。彼が茶番の人生を歩んだのには、他者の彼を利用したいという、一方的な願望があった。つまり彼は生まれながらにして生きてはつかせないレールありきで、希望を持てだの、将来の光に明日を夢見ろという、偽善をの言葉を聴かされてきたのである。笑顔で接してきていたかかりつけていた医者からも、他界した実の父親からも、まだ頑固を通す母親からもである。もちろん学校の教師からもである。気がついた見捨てられた子は、ほんとうに根が善良であり、他人が見れば嫌になるほど真面目な性格を通し、優しい心をしている。

これは事実なのだが、彼を33年間騙し続けた、いや彼は彼自身は自分の心身が、健康体であると主張している訳ではないのであるから、一から十まで騙されたと言い張る事は、過ぎた言い方となるだろう。しかし彼は黙過させれ続けていた事は、紛れもない事実と言わなければならない。彼が初めてここにきたのは、


当の病院の待合室で彼は、何か人間としての救済を求めて模索しているのであるが、病院側は苛立ち、圧力をかけるように彼の筆を止めようと画策してくる。やましいところがあって、病院側もそれをはっきり認識しているから、こういった揉み消し工作を行うのであると、見る方が自然体なのであろう。理由は分かる。病院は民間病院である。仮に、

私のこの書き物は広く読まれるものでものなく、読者の広まりを見せても、病院側を始め多くの同業者集団と徒党を組んで、私の話をなきものに伏すという措置にでる事は、火を見るよりも明らかである。

彼は始めのうちはまともに救済されていたのかも知れない。しかし

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