子ども同士の喧嘩に助け舟を出したけど

長い間、エラー表示がでて誰の note を見ることも作成することもできなくなっていました。が、今日、なぜかエラー表示がなくなっていたので家族アルバムnote再開です♪

12月17日、近所のAくんとBくんが遊びにきました。

私は台所で料理を、私の娘プーちゃんを含めた3人は庭にシートを広げてブロック遊びをしていました。

しばらくして、プーちゃんが台所へ来ました。

「ママ、ちょっと手伝って」

AくんとBくんがブロックの取り合いをしているので、2人が仲良く遊べるようにしてほしい、とのこと。

私は子どもたちの喧嘩には基本的には介入せずに見守ることにしています。なので、まずは様子だけ見に行くことにしました。

2人はムスッと黙ったまま、お互いに頬を膨らませていました。
おお~、絶賛けん制中やなぁ~。

ちょうどその時、Cくんが遊びに来ました。
「こんにちはー!」
Cくんの明るい声のおかげで、ぎこちなかった空気が少し和みました。

が、Cくんもすぐに部屋の空気の異変をキャッチ。
「あれ、どうしたん?」

皆しばらく黙ったままでしたが、やがてAくんが「車が作れる車輪付きブロックがほしいのに、Bくんが貸してくれない」と説明しました。

Bくんはムクれています。自分が貸さなかったからこうなっていることはわかっているけど、貸したくはないのでしょう。

私は少しだけ助け船を出すことにしました。

「アイデア・コンテストをするよー」

「え~なにそれ~」とCくんがおちゃらけて言いました。

「今、AくんとBくんは楽しく遊んでいないね。どうしたら2人とも楽しくなるかをみんなで一緒に考えよう。いいアイデアのある人~」

「はーい!」
ノリよく、Cくんが応じました。

どうぞと促すと、えーっとなんだろなぁと笑っています。
考えるより前に手を挙げるタイプのようです。

「あ、わかった!」と再びCくん。

「ほんとにわかったの?」
「うん! えっとね、2人で『ごめんなさい』すればいい」
「じゃあ、2人にそれで楽しく遊べるか聞いてみようか」
「うん」

2人に尋ねると、Aくんが「やだ!」と言いました。
あらあら、ブロックを貸してもらえなかったから本格的にへそを曲げているんだね。

▼めちゃくちゃかわいい、喧嘩中の子どもたち

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「おばちゃん」
「どうした?」
「トイレ」
へそを曲げていてもお手洗いには行きたくなります。
Aくんはトイレへ行きました。

思わぬ休戦状態に突入。
Bくんは一人で遊び始めました。

Aくんがお手洗いから戻ってきてからも、何も言わずにそれぞれ別々にブロックで遊びはじめました。仕方なくCくんも娘も黙っています。

「せっかく3人も遊びに来てくれたから、記念写真とろうー」

▼Cくん、近すぎ!

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わざとはしゃいで盛り上げながら、AくんとBくんも一緒に撮ろうよ!と声をかけてくれました。娘も合流。

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Cくんの手でAくんの顔が写ってへんやんかー。取り直し!

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ブロックを貸してもらえなかったAくん(写真後方)はすっかり笑顔になりました。

ワイワイ写真を撮っていると、ブロックを貸さずに意固地になっていたBくんも、ようやくフワッと顔をゆるめてくれました。

▼「Bくんの写真も撮っていい?」「あいよっ」

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たくさん写真を撮っているうちに、みんなブロックの喧嘩のことはすっかり忘れてしまいました。

あはは、そんなもんだよね~。

私はちょっとだけ助け舟を出したけど、今日のみんなの笑顔は本当に明るいCくんのおかげ。

私が何にもしなくても、この子たちは自分達で喧嘩したり仲直りしたりできるんだよなぁ。

プーちゃんが頼ってくれたのはうれしかったけど、子どもたちの力をまた一段と深く感じました。


サポートはとってもありがたいです(ㅅ⁎ᵕᴗᵕ⁎) 2023年年末に家族で一時帰国をしようと考えています。2018年のロンボク地震以来、実に5年ぶり。日本の家族と再会するための旅の費用に充てさせていただきます。