インドネシア語で「お疲れ様」は?
29日、インドネシア・西ヌサトゥンガラ州の日本人会の年末恒例もちつき大会があった。
私は餅つきのお餅の返し手係だった(写真、山吹色のヒジャブを被っている)。餅つきが終わった後、つき手を担った旦那衆3人(3人ともロンボク島の人)に「お疲れ様でした~」などと声をかけた。
この3人の方々は日本で働いた経験があったため理解してくださったが、そういえば、私はいつも夫にインドネシア語で「お疲れ様」と言いたくて言えないんだよなぁ。
この際だから、みなさんに教えてもらうことに。杵と臼の手入れをしながら、即席インドネシア語レッスンがはじまった。
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私が尋ねたのは、夫が仕事から帰ってきたときに「お疲れ様でした」と迎えるにはどう言ったらよいか?だ。
「お疲れ様」にピッタリと該当するインドネシア語はないということで、みなさんがこのシチュエーションで使える言いまわしを教えてくださった。
▶selamat pulang kembali.
訳:おかえり (無事に帰ってきてよかった、という意味合い)
▶terima kasih atas kerja keras.
訳:しっかり働いてくれてありがとう
上の二つは、「まぁ仕事から帰ってきてすぐ言うならこれかなぁ…」と言いながらも、「でもなんか違うね」とみんなで納得した言葉たち。
じゃあ、なんだろうと考えに考えて出てきたのが、これ。
▶kopi, yok? または kopi atau teh?
訳:コーヒー飲も? / コーヒーにする?お茶がいい?
確かに!
これこれ、これだーーー!
仕事が終わっていなくても、お疲れ様の一言のかわりにさっとコーヒーか紅茶が出てくることもある。
インドネシアらしい労いの気持ちがよくでている言い方だなぁ。
さっきの「おかえり~」のあとに続けて言うとさらに良さそう。
うん、賛成~。
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姑サーちゃんが、まだ若かりし頃、舅(サーちゃんの夫)の帰り時間を見計らってコーヒーを淹れる準備をしていたと言っていた。いい習慣だなぁと感心したものだ。
とはいえ、我が家は夫の帰宅時間がよめないし、帰宅してもまたすぐ出かけることも多いので準備をすることはほとんどない。
突然帰ってきた夫をみて、姑が「みどりー、コーヒー(淹れなさいよ)」と言いつけて「はぁ~?私も忙しいのに!」と腹立たしくなることもある。
私が心から
「もうすぐ帰ってくるな♪
今日もお仕事大変だったろうな~。
おいしいものを食べて/飲んで、ゆっくり過ごしてもらおう~」
と思いながらごはんやコーヒーの準備をすると、私も豊かな気持ちになる。
しかし、人にコーヒーを淹れろなどと言われたくない。しかも、それが嫁の仕事だからと決めつけられるのはゴメンだ。
「お疲れ様~」
「今日もありがとう~」
「コーヒーでも飲まない?」
誰かが働いてくれていたら、性別年齢役割関係なく、労いの言葉をかける。
それだけで働いてきたほうも、働いてきた人を迎える人もふわっと柔和な心になる。
そんなちょっとしたことをさりげなく続けていけるっていいよね。
いいことを教えてもらった、もちつき大会だった。
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我が家はこの1年、とってもよく頑張りました~。
特に夫が鬱っぽくなり、姑の介護も重なってからの後半半年は、みなで力を合わせてよく頑張れたと思います。
お疲れ様!
あなた様もこの1年お疲れ様でした。
11月から二か月 note を読んでくださり、ありがとうございました。
2020年、たくさんの幸運が降り注ぎますように。
また2020年もよろしくお願いします(@^^)/~~
よいお正月をお迎えください。
サポートはとってもありがたいです(ㅅ⁎ᵕᴗᵕ⁎) 2023年年末に家族で一時帰国をしようと考えています。2018年のロンボク地震以来、実に5年ぶり。日本の家族と再会するための旅の費用に充てさせていただきます。