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MY STORY #1 私が、私になるまで

こんにちは!白神みどりこと申します。京都暮らし、神域在住の「スピリチュアルな」ライフコンサルタントをしています。とは言え、私はもともと【スピリチュアル】を仕事にしようとは全く思っていませんでした。なぜなら、

スピリチュアルってめっちゃ怪しいじゃん!!

というのが本音だったからです。幽霊はいるかもしれないけど、神様とか仏様とか天使とか(!)そこまでいくと、最早その存在を信じられなかったのです。どことなく宗教っぽさも感じて苦手意識すらあり。

第一、私の信条は【神頼みより自分で行動!】エビデンスがないものは信じない。それが管理栄養士として社会に踏み出した時の私のありのままの心でした。

大阪に住むなら、伊勢神宮に行きなさい。

北海道の栄養大学を卒業後、企業の管理栄養士として赴任したのは大阪。東北生まれで北国に慣れていた私にとって、東京を通り越してまさかの大阪!警察24時のイメージしかありません・・・。

【食事で人を良くしたい!】これが当時の私の志でした。

私が就職した会社は、「米」や日本食の大切さを年間10,000回を超える健康セミナーや料理教室を行う日本の食改善事業に熱心に取り込んでおり、

その功績が農林水産省から表彰されたり、ミス・ユニバース・ジャパンのビューティキャンプ講師として管理栄養士を派遣するなど社会的にも実績がありました。

私も在職中だけで講演・講座を500回以上担当しました。

この会社に私を迎え入れ、大阪へ送り出した人物こそ、私の人生を大きく変えることになった 社長のI氏(2013年逝去)でした。

I社長は、「どうやったら日本の医療費を減らせるか」「たくさんの人に自社製品を届けて、病気の人を減らせるか」「玄米の良さが伝わるか」とにかく熱心で、社長の人柄とその志に魅せられ、たくさんの人々に愛された社会貢献の人でした。

日本は豊葦原瑞穂の国。大阪に行くなら 伊勢神宮に行きなさい。

うちはコメの会社だからね、そう言ってI社長から辞令を受けて、私は大阪にやってきました。そして伊勢神宮で不思議な体験をすることになります。

アマテラスの料理番「豊受大神」

日本の総氏神である天照大御神を祭る伊勢神宮。天皇家はアマテラスの子孫であるというのが日本の神話です。伊勢神宮は内宮外宮があり、天照大御神が祭られている内宮へお参りする前に外宮へ行くのが作法らしい。初めて訪れた伊勢神宮。一礼して外宮の鳥居をくぐると、

わたし、なんで泣いているんだろう?

ぽろぽろぽろ。次から次へと涙がこぼれて来るのです。嬉しくもないし、悲しくもない。ただただ静かに流れてくる涙。伊勢神宮に来たワクワク感と裏腹に、目からは涙が止まりません。今思い出してみても、あんなに不思議な涙はこの時が最初で最後でした。

ここは、いったい誰が祭られている場所なの?

この日この時。「豊受大神」という名前を初めて私は知ることになりました。そして、この神様との再会が私の運命をまた大きく変えていくことになるのです。

パワースポット巡り

御朱印帳やパワースポットブームで、神社参拝が若い世代でも当たり前になったこともあって、仕事で全国へ出張する傍ら、大阪を拠点にあちこちの神社へ参拝するようになりました。目的は観光です。

東北生まれの私には、歴史の教科書の中に出てくる【奈良・京都・大阪】は遠い世界の話でしたが、その遠かった世界に今まさに自分が住んでいる!授業で習った、教科書で読むだけだった、日本の歴史の中心地。

大阪城や白鷺城、名古屋城なども行きましたが、どうやら自分は城には全然ときめかないらしいと気づいてからは、神社に行くようになりました。

伊勢神宮、出雲大社、春日大社、伏見稲荷大社、最初は有名なところを調べ、そこから「自分の願い事」を叶えてくれそうな神様がいる神社を探したり、日本神話についてもだんだん詳しくなっていきました。

けれども、御朱印帳はスタンプラリー感覚。神社で出会う「スピリチュアル女子」や時々目にする祝詞を上げている一般の参拝客に出会うと「うわー」と思っていました。

外宮で不思議な体験をしたものの、それをきっかけに「急にスピリチュアル能力が開花した!」ということはなく、

とにかく業務量の多い日々の慌ただしさに忙殺されて、いつしかそのときめきも遠い記憶になりつつありました。



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