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note だけに「夢ノート」のススメ

今年も春分の日を過ぎて、どんどん春めいている。冬の間は縮こまっていた心や体も伸び伸び感じられ、目に映る草木も生命力に溢れている。
そんな胸も膨らむ春に相応しい夢実現について、シリーズで描いていきたい。
もう20年以上も前になるのか、「夢ノート」という本が売れていた。
たしか首都圏で高校か中学の美術の女教師が自身の体験を元にして、夢を描くことで現実化して行くという内容だった。
分野としたらノンフィクションでありドキュメンタリーに分類されるのかもしれない。

彼女のささやかな夢がいくつも、ただ箇条書きにするだけで、後で見返してみるとかなり現実化されて行くのを知らされると「私もしてみんとてもせむ」という『土佐日記』の冒頭の一文が頭に浮かんできた。
同じように思う読者がいたせいか、そのうち文庫版で「書き込み式 夢ノート」が発売された。
飛びつくように買い求めた私は、お気に入りのブルーブラックの水性インクボールペンでどんどん書き込んでいったもの。
「お気に入りの人」
「お気に入りのカフェ」
「お気に入りの時間」
「お気に入りの食べ物」といった日常的な分野から
「行ってみたい場所」
「会いたい人」など未来に実現したいことまで
項目がいくつか記載されていた記憶がある。
いずれの項目も空白ページなので、自分でどんどん文字やイラストを書き込んで行けば良いのだ。
書き込み式夢ノート自体が文庫版で持ち運びに便利だったので、いつも持ち歩いては、何か思いつくとすぐに書き込んでいた。

後になって読み返すとかなり現実化されていたのを覚えている。
さすがに、あの夢ノートは埋まってしまったが、今はルーズリーフの空白ページを埋めるように今も毎日のように書いている。

次からは夢の書き方、設定のし方などについて描いていきたい。

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