ダブルケアを考える人
ダブルケアの解決って、とても難しいです。
新聞などに取り上げられ始めましたが、
世間一般の認知度はまだまだです。
また女性は結婚したら婚家に入る。
仕事をしていても、仕事を辞める寿退社が当たり前。
嫁として家のことをこなす。そういう状況が当たり前。
昭和から平成初期まで、介護というものは子育てが一段落してからやるものでした。
そういった認識でした。
少子化と高齢化
晩婚化と晩産化
女性は30歳前半で子どもを産むと言われています。
子どもが5歳になった時、35歳。
その時、親は70歳オーバー。
70歳を超えてくると、いつ、何が起きてもおかしくないです。
転んで、骨折してそのまま介護が必要になったり。
少しずつ認知症が進んでいったり。
いつ介護が必要になっておかしくありません。
介護には様々な課題があります。
まだ議論段階ですぐに解決されていくわけではありません。
子育てにも多くの課題がありますね。
ダブルケアでは介護と子育ての課題が同時にきます。
介護だけだったら。子育てだけだったら。
こんなに悩まなくてもいいのに
課題や問題が複数あると、それが複雑に絡み合っていき、どうやって解いてあげればいいか分からないほどこんがらがってしまっているケースもあります。
ダブルケアは誰にでも関係のあることなのに、不思議なほど無関心です。
「ダブルケアなんで初めて聞きました」
話す人、全ての方に言われます。
でもほとんどの人が経験しているか、これから経験していく人です。
介護の課題、子育ての課題。
1つ1つに目を向けることも大切ですが、もっと視野を広げて〈ダブルケア〉という枠組みで課題を見ていく人がもっと増えたらいいのにな~。
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