見出し画像

勝手に聞こえてたー70年代ソウル


そりゃ思春期の心の揺れや憂いを想像しながら理解しろとは無理な相談だし、求める事もなかった。
わたし達世代は悩み多き年代を、今よりずっと大人無しでやり過ごしてきたと思う。

なぜならわたし達の親世代は、教育勅語を叩き込まれ、焼夷弾の雨から逃げ回り、挙句に世の中は変わったのだと囁かれながら、僅かな配給と闇市で飢えをしのいで生き延びた人達だからだ。
「そんなのが悩みとは幸せなことよ」で終わる。


少し上の世代の女子が、Z2の後ろを自分の居場所にすればそれは羨むべきステータスになった時代。
学生カバンはペッチャンコでスカートは袴のようで。
でも更にその先にまでわたしは行くか?
多分行かないだろう。
親は子供が守るものだと、壮絶な勘違いをしていたのが子供のわたしだ。お母さんのお母さんにならなければいけないと思い込んでいたのが、わたしだ。

見る人によって、わたしは不良だったり優等生だったりいろいろだった。

前回のnoteでFENに触れた。米兵とその家族に向けたラジオ放送だ。
姉がいたので、わたしはいつもそこから流れてくる音楽に浸かっていた。
「不良の姉」お荷物で、同時に羨ましかった。わたしはお母さんのお母さんをやっているのに邪魔ばかりして、少しおとなしくしてろ、と。

FENで久しぶりに思い出した、昔洪水のように聞こえていた音楽。中学の頃?かな?もう曖昧。

あー別に聴かないでいいですよ 笑
ちょっと思い出しただけだし。


グラディスナイト 夜汽車よジョージへ

シャイライツ Oh Girl

ビリーポール Me and Mrs. Jones


よく聴いてたけど、実際中学の時好きだったのは、グループね。
( ̄∀ ̄)



#FEN #音楽 #エッセイ

スキもコメントもサポートも、いただけたら素直に嬉しいです♡