詩 すすきの穂 68 吉田 翠*詩文* 2020年12月20日 13:58 じゃあまたねと母は手をふったちいさな背を折らずに歩く後ろ姿髪染めをやめた白髪は柔らかく哀しいこれから手を合わせる時はどうかどうか自分のことを祈ってください母親とはどうしてもそれができないものだと一番良く知っているのにわたしはわたしはそう思わずにはいられないぴんと冴える冬の空すすきの白く豊かな穂が風を受けてそよぎ母の髪を思う目に焼き付ける姿を繰り返し変えながらまだまだだ娘と母親のまだ道のりは遠く遠く遠く続く今月初旬、駅近くで見た風景。 #詩 #写真 ダウンロード copy #写真 #詩 68 スキもコメントもサポートも、いただけたら素直に嬉しいです♡ サポート