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2021年2月の記事一覧

詩 The subconscious

詩 The subconscious

夜明けの静けさの中で
繰り返し置き去った影

今日も来たかと眉を上げるお前は
滑稽に飛び跳ねる
異国の帽子屋のまねごとか
宮廷に巣食う
慇懃無礼な道化師か

「おやおや、神であっても影はついて回るのだぞ、ほれ」

あちらにもこちらにも見えるのは
いつものように
影と名のついた顔の不確かな存在

気まぐれに歌う者
算盤をはじく者
頷きながらおかしな絵を描く者
赤く光る玉を愛おしげに抱く者
何を聴いて

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