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テレビの音問題【音刺激編】※すっきりした解決策はまだないです

 今日は匂いと同じく結構、切実な繊細人の音問題について。
 すみません、これに関してはまだ、これだ!っていう解決策はありません。期待してきてくれた方ごめんなさい。

 聴覚に関する刺激に弱い人ってこう感じているんだよっていう体験談と付け焼刃的な私の解決策について書いていきますね。

 無臭とか無音が好きな人って、圧倒的に生きていくのに不利ですよね。特に家族など人と共同生活を送っていると、本当に辛い。

 HSPや繊細な気質を持つと言っても、感じ方は人それぞれ、許容範囲も違うと思います。私は外で車が走る音とか、生活音などは大丈夫なのですが、とにかくテレビの音が苦手。特に悲惨なニュースなんかは映像を見ていなくても、胸がちぎられそうな気持ちになります。ニュースもまだ文字と写真なら大丈夫なのですが、なぜか音声で聞くのが苦手です。

 私は自分の好きな音や音楽なら、流していたい派なのですが、ママ友で音楽も無理で、無音がいいという人もいます。

 我が家では、私以外の家族は常にテレビをつけていたい派。なんか寂しいから。物足りないから。という理由だそうです。だから、家族の誰かがいるときはリビングのテレビがつけっぱなし。私の部屋はないし、家事をするのはリビングが主なので、けっこう苦痛です。

 テレビも苦痛ですが、子どもが帰ってくるとテレビで動画を観たり、ゲームをしている音声が聞こえてきて、それに子ども同士がケンカする声にも疲れます。なにもしていないのに、生きているだけで疲れる。

 この音問題、どうしたらいいのかしら?

 以前、パートをしていたスーパーの更衣室で「今の子ってスマホとワイヤレスイヤホンが手放せないよね。うちの中学生の子どもも一日中、手にスマホで、耳にイヤホンだよー」っていう話をしているのを聞きました。もちろん、私には雑談をする知り合いも、「そーよねー」なんて会話に入っていくコミュ力もないので、雑談を聞いただけです。

 ハイ、それ私でーす。
 我が家では中学生の娘ではなく、私がイヤホンを手放せません。

 そう、私の付け焼刃的解決策の一つはワイヤレスイヤホン。youtubeのノイズキャンセリングの水音をずっと流しています。耳栓も試してみたけど、形状が合わなかったのか、音が遮断されている状態がだめなのか、ちょっと無理でした。

 これに関してもうまくいかなくて。家族と一緒にいるのに、一緒にいる人を無視している状態で、人でなしなんじゃないかってことと、ずっとイヤホンをしていると耳が痛くなる。弱い。もう色々なことに弱すぎる。

 結局、土日とか家族がずっと一緒で、テレビがずっとついてる状態の日は、一日に何回か寝室とか他の部屋に籠る時間を作ることにしました。

 どうしてもテレビのついている状況にいないといけない時は家事などの作業を自分の脳内で解説することにしました。にんじんを手に持った。にんじんを置いた。包丁を持った。にんじんをイチョウ切りにした……というふうに作業を実況中継する。マインドフルネスとかメタ認知的なかんじで。

 そして、どうにも我慢できないときはイヤホンをします。

 今は朝家族が起きてくるまでの無音の時間。夕方、自分の好きな音楽を15分くらい聞く。寝る前に、好きな音や音楽を聞く。
 最低でも、それだけの時間があれば、他の時間に耐えられるかんじです。

 なかなか色々な気質を持つ人が気持ちよく共同生活を送るのって、難しいですねー
 この問題に関しては、これからも試行錯誤が続きそうです。
 
#HSP
#繊細
#体験
#音問題

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