イギリスに来て1年。副鼻腔炎になった予感

ここに書いてあることは「イギリス生活の指南書」でもなければ
困った時の手引きにもならないので、
イギリスで病気になり困っている人はあてにしないでください。

次女を出産後、仕事に復帰して1年くらい経った頃、かなりひどい副鼻腔炎になったことがあります。
私はその時まで「副鼻腔炎」などという病気の存在を知りませんでした。
急に38度を超える発熱。3日ほど熱が下がらないので病院に行きました(日本での話です)。
病院では「副鼻腔炎だろうから大きな病院で検査してください」と言われました。
私は辛い体を引き摺りつつ、武蔵小杉にある関東労災病院に行きました。
レントゲンを撮り、長ーいカメラを鼻に差し込まれました。
そこで2時間ほど待たされて下された診断が「副鼻腔炎」でした。

「酷い炎症なのですぐに投薬治療を始めます。2週間薬を飲んで改善しなければ手術の可能性もあります。」と言われました。
私は単なる鼻風邪だと思っていたので、とっても驚きました。
そして「手術は日帰りですか?」と聞くと
「最低3日は入院してください」と医師は言うのです。

困りました。
乳幼児を抱えた母はそんなに長く入院できません。
とにかく効く薬を処方してもらい。せっせと薬を飲みました。幸い、2週間ではないですが1ヶ月ほどで症状は治りました。

それ以降、私はたびたび副鼻腔炎に悩まされてきました。
春先、花粉が飛び始める季節がどうやら危険なようです。
一回罹患したことがあるので、鼻があいやしい雰囲気になると即、耳鼻科に行き薬を処方してもらいます。
ムコダインと抗生物質と胃薬が私のお供。
とにかく発熱は避けたく、さらには入院はもっと遠慮したい!!

そんな中、私は今イギリスで副鼻腔炎になってしまいました。
日本では処方薬レベルの薬でもイギリスでは薬局で買うことが簡単にできる場合があります。
なので私はまず
「ムコダイン、イギリス」とネットに入力しました。

ムコダインは鼻水をサラサラにする薬。
抗生物質はなるべく飲まずに、治したいので、とにかく鼻水をじゃんじゃん出して、治したいのが本音です。

ところが、、、
イギリスではムコダインはCOPD(肺気腫)の患者にしか処方されないような薬だったのです。。。

日本では幼児にすら飲ませる薬なのに。。

どうやら薬局で抗生物質は簡単に買えるようなので、
それを飲んで様子を見ることにします。

病院に行ったら良いのでは?と言うのは、、、
愚問ですので受け付けません。ごめんなさい。

*イギリスでは発熱して3日経過して、やっと病院の予約電話で相手をしてもらえます。肺炎のような症状でもレントゲンなど撮ってもらえず、、、、
その代わり、医療費は無料です。
ロンドンの日本人プライベート病院(高額)まで行って治療してもらう人、多々なのです。

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