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ビブラートは必要?

ロングトーンと、ビブラート に関しては既に4月に投稿したのですが、
今回は改訂版だと思ってください。

ボイストレーニングを習いに行くと、基本はノンビブラートで練習します。

でも、そもそも本当にやりたいことは
「自分が表現したい声で表現する事」のはず。

ビブラートをかける事で
「自分が表現したい声で表現する事」ができるのならば、
是非習得したいですね。

ビブラートを使っているボーカリストで思い浮かぶのは誰ですか?

私の場合は
ジャズならサラ・ヴォーン、美輪 明宏、オペラ歌手、、、
クラシカルなイメージです。

こういった方達のビブラートは大きなうねりに聞こえます。
ビブラートを付けることで、スケールの大きな歌に感じられます。


「ちりめんビブラート」と呼ばれる細かいものもあります。
綾戸さんや、宇多田ヒカル、坂本 九 がそれです。
細かいビブラートは、繊細で、切ない、身近で喋ってくれているような
印象を与えます。

喉でビブラートを作りすぎると、演歌のこぶしになっちゃいますから
危険です!

横隔膜でビブラートを作る と教えている人もいるようですが、
私には理解できません。
友人は腹ビブラートなんて言い方をしていました。
ちなみに、横隔膜がけいれんしたら「しゃっくり」ですね。


ではビブラートの作り方を説明します。

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537字
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