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才能を活かす環境

「置かれた場所で咲きなさい」
という本が話題にのぼった時があったが、
私は自分の環境(置かれた場所)が嫌で逃げ出したくなるタイプだ。

昔はそれを我慢が足りないとか、忍耐力が無いとか言われたけれど、
それ本当に正しいのか??

結局逃げるだけじゃいかんので、
場所が無いなら合う場所を探すか、自ら作るしかないわけで。

才能が認められないなら、
認めてくれる仲間を探したりすればよい、、、という考え。

そういうわけで、私の好きな本は 
同じ秋田県出身の土井 英司さんの 「人生の勝率の高め方」

勝てる場所で勝負する、才能を活かせる所で努力する。
素晴らしい本なのでおすすめ☆


さて、ジャズ界においてはどうだったのか? が今日の本題です!

スイング、バップ、 ハードバップ、 イーストコースト、 ウエストコースト、モダン、フュージョン etc  (書くのが面倒だから省略)

「ジャズ」とひとくくりにできないほど、めっちゃある。

ジャズの歴史を”勉強”だと思って追いかけると覚えるのが大変。
そこには、いつでも「人」が居たのだから、
なんてことない
結局、気が合うか? 楽しいか? 自分を表現できるか? 
だけなんですね。

バップなんて、チャーリーパーカーの発明品だと思うし、
ビフォー パーカー、アフターパーカー で全然違うやん!!!

天才パーカーが火を噴くような演奏をしている横で、
マイルスは演奏後に吐いてたらしく(そりゃ吐くわ)
マイルスはご存じの通り、その後は、静寂と繊細さを前面に出した。
音数が多いのがトラウマになったのか?
商売的に、真逆の音数が少ない方が貴重だと考えたのか?
それは分からないけど。。。

パーカーやディジー・ガレスピーほど天才性が無い人は
(めっちゃ失礼な書き方)
ハードバップで単純で分かりやすいフレイズになっていき、、、、

白人の爽やかな人達が集り、、、、

という感じで、波長が合う人=性格、思考など 
傾向が似ている人達が集って時代を作っていたのだなって事が分かります。

私はそんなにマイルスが好きではないんだけれど、
変化の幅が凄くて面白いので今日は聴き比べ、見比べてみましょうか。
自分を表現する環境を探したり、作ったりしてたんだろうな。


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教材のような内容の記事が2本と、不定期でエッセイを掲載する予定です。

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