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アニタ・オデイのコピーは何故難しいのか?

アニタ・オデイについて引き続き書いてみたいと思います。

前回、
アニタ・オデイのEarly Autumn の 真似(コピー)が難しくてできません
と書きました。

私だけかな?
同じ癖強ヴォーカリストでも、カーメンやビリー・ホリデイの物真似の方がよっぽどやりやすい。

な~~~~んでか? 

それはね

ジャジャジャジャン🥁

声が伸びないからで~~~~~す!!!!



あ~、この人は声が伸びないんだ~。
ヴィブラートもかけれないし、声量も無いんだね、
音域も狭い狭い、、、
という固定観念でもって、もう一度アニタの歌を聴いてみてください。
(意地悪か👿)

サラ・ヴォーンなら、こういう所はたっぷりの声量でどこまでも伸ばすだろうなあ、なんて箇所、
アニタは ガガガガ、ゴゴゴゴ と歌っちゃう。
心地よいクラシカルな声の揺らぎは全く無し。

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767字
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