人生を変える方法①

私の人生を大きく揺さぶった出来事から7週間が経った。私はこの大きな出来事のお陰である「法則」に気付くことになった。

思考が現実となる

自己啓発やスピリチュアルの本を読めば必ず出てくる言葉「思考が現実となる」。私は今までに大量の本を読み漁り何度もこの言葉を目にしていたし、「引き寄せの法則」という言葉も12年ほど前に知り実践しているつもりでいた。しかし残念ながら、それが本当にどういうことなのかは理解していなかったし、力を使いこなせていなかった。「引き寄せの法則」という言葉があまりに抽象的で、私の中に落とし込めていなかったからだ。そして「引き寄せの法則」と「思考が現実となる」という2つの言葉でさえ、私の中ではまったく直結していなかった。

今回、私はまったく望まない現実を引き寄せてしまったと考えている。私は結婚がしたいし、家庭が欲しいし、愛する人とのパートナーシップを何よりも実現させたい。なのに、引き起こされる現実はそれに反するものばかり。

「なぜだろう?」

私は自分の中に深く入り、答えを探すことにした。そこで見えてきた私の思考の癖のようなもの「Core-Belief」(コア・ビリーフ)、思考の更にまた奥にある信念。それは、潜在意識の中に眠っている。私が望まない現実を引き起こしているのだとしたら、潜在意識の中に眠る思考が顕在意識よりも強く働いているとしか思えなかった。

コア・ビリーフの見つけ方

私は、12月6日の事件があって絶望の中、すぐにアメリカ人のライフコーチに連絡をした。彼女は私の友人の友人で、ある日、Facebookでインタビューに応じているのを観て、私がずっと探している答えを持っている人だと直感で感じ、その後、彼女の配信をずっとフォローしていた。彼女は「自分が望むパートナーを引き寄せる」ことを専門としているライフコーチ。自身もソウルメイトを引き寄せて、現在とても幸せなパートナーシップを送っている。

私は、離婚後15年かけて自分に対して様々なワークを行ってきた中で、今回彼と一緒になれたことは今までの苦労と努力の成果だと思っていた。やっと「幸せになれない」という呪縛のようなものから抜け出せたと思っていた。だから、まさか彼との別れが(しかも突然)来るなんて想像もしていなかったし(顕在意識の中では)、これから彼と結婚し、家庭を築いていくことを一点の曇りもなく願っていた。なのに、こうしてまた望まない現実を引き寄せてしまったことに、私の中に「幸せに向かえない何か」がまだ残っているのを感じた。そして、私が望む幸せを引き寄せる方法を何としてでも会得したかった。アメリカのコーチングの価格は日本の倍~2.5倍、気軽に受けられるような価格ではない。それでも、私は大きく変わることを切に望んでいた。大きな覚悟、自己投資だ。

彼女の情報量とスキルは最高レベル、裏切らない。私はこの5-6週間で大変大きな学びを得ている。実際、彼女とのセッションで知った「コア・ビリーフ」、私の恋愛に対するコア・ビリーフを知るのに幼少期までさかのぼる必要があった。この作業は、プロが寄り添って体験や感情がきちんと言語化されないとなかなか特定できない。私のコア・ビリーフが特定されて、やがてそれが私のカラダに「記憶」されていることを感じるようになった。

では、ある思考や信念がカラダに記憶されると、何がどのように働き現実に影響を及ぼしてしまうのか?

脳神経科学でも証明されている

「思考が現実となる」このことは脳神経科学でも証明されている。アメリカの脳神経科学者Joe Dispenza博士によると、思考が感情となり、感情はカラダに記憶され、カラダから脊髄神経を通じて脳に伝達される。カラダに記憶された感情は、脳に同じ信号を送り続け、結果、現実の中で同じ結果を繰り返していく。

「カラダが感情を記憶している」この感覚を私自身も確かに感じていた。幼少期に感じたことがなぜ40年経っても繰り返されるのか。それは私の中にずっと「記憶」されているから。コア・ビリーフを「認知」し、意識を向けて変えていかないと私たちは記憶通りの行動を繰り返してしまう。しかし、おもしろいことに、記憶は「変える」と意識し始めると、それに対抗する反応が出てくる。カラダは、私たちを必死で守るために記憶したことを一生懸命脳に知らせてくれている。なので、今まで繰り返してきたことを変えようとすると、「どうして?」とカラダから拒否反応が起こるのだ。

瞑想

私はスピリチュアル信者ではない。15年間スピ系の本を読み漁り空振りしてきたので、とにかく今は、有効的で確かな「事実」を欲している。カラダと脳、そして脳と行動の繋がりを知れば知るほど、なんとしてでもカラダと脳、思考と感情をコントロールする必要があった。私はこの目的のために瞑想を始めた。

私が行っている瞑想は、スタンフォード大学の脳神経科学者が推奨する呼吸法を取り入れた瞑想で、毎朝晩、10分行っている。その学者によると、行動を変えるために「瞑想」は非常に有効的だと脳科学の視点から説明している。私は瞑想を10分、脳に新しい感情を働きかけるために写真を使った集中ワークを10分(ビジュアライゼーション)、そして集中の後、カラダを動かして「ディフォーカス」(集中を解きリラックスする)を行っている。

最初、面白いくらいカラダや思考からの拒否反応を感じた。夢の中で古い記憶が蘇り、朝から嫌な感情に支配されてしまったり、変わろうとする思考に対し「変われるわけない」という現実が現れ、それに惑わされてしまう。日々、そんな「抵抗」を感じながらも瞑想を淡々と続けていく中で、自然に拒否反応がなくなっているのを感じている。

瞑想を始めてまだ一ヶ月、大きな何かが変わったというのはない。ただ、小さな変化は少しずつ感じている。瞑想(呼吸法)を始めて2週間ほどで体中に赤い湿疹が出始めた。まるでカラダに溜まった古い感情を表に出すように、湿疹が皮膚に現れる。それから、慢性の便秘症が瞑想(呼吸法)で改善した。今までは、1~2週間便意がないのが当たり前だったが、最近は毎朝の瞑想(呼吸法)で毎朝便意があり、酷かった便秘がすんなり解消された。現地点では、瞑想の効果としてカラダの健康を確実に感じ始めている。

『私の人生を変える法則②』につづく・・・




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