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英語を英語で考えるとは?

みなさんこんにちは。NYの音楽家、英語コーチのみどりです。アカデミック英語を極めた体験を活かして、みなさんに効率良い勉強法をお伝えしています。

みなさんは、よく英語を英語で考えるようになるのが良い、と聞くことありませんか?

だけど、この英語を英語で考えるって一体どうやってやることなの?って思いませんか?英英辞典を使うようにしましょう!って言われたって、英英辞典を理解するための英語力が必要。ちっとも易しい英語で書かれてないじゃん!って。すでにハイレベルの英語で意味が書かれているんですよね。

どんなことをすれば英語を英語で考えられるようになるの〜?とお困りの方々へ、コツをお伝えします。

それは、体験として感じることです。あなたは、日本語を聞くとき、頭の中でどんなことが起きていますか?わざわざ活字にはしていないですよね。言葉の意味を体験として知っているので、ただその体験とつながることで意味がわかるのです。言葉を聞くときは音で聞こえる言葉を過去の体験と結びつけて理解しています。書き言葉も、目から入る情報で私たちは意味を理解しています。やはり書いてある言葉を自分の過去の体験と結びつけています。

では、英語でこれをどうやってするのでしょう。それは、「どんな感じがするだろう」「どんな情景だろう」「どんな状態だろう」と想像して自分なりのイメージを持つことです。これは自分なりのイメージなので、他の人と違って良いのです。私にとってはこんな感じ、こんなイメージというのを感じて見ましょう。五感を使ってイメージすると良い、とよく言われます。どんな味がするだろう、どんな匂いがするだろう、どんな感触だろう。自分なりのストーリを作ってそれを体験として感じてみるのです。

このとき、言葉を超えた「体験」「イメージ」として感じることです。みなさんは感覚だったり体験ということは一瞬で感じて一瞬で理解することができたりしますよね。美味しい物は口に入れた瞬間に「美味しい!」もしくは「これは〇〇の味がする!」というのも一瞬、数秒ですよね。なので、これがクセづけできると、どんどん速く英語をプロセスすることができるのです。

そして、感情と結びついた情報は長期記憶に残りやすい、という科学的なエビデンスもあります。感情や感覚、イメージが伴っているからこそ、理解が深まり、そして記憶にも留まりやすくなります。

みなさんもぜひ今日から、英語を感じとって自分の心と体験と繋げてください!



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