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今年の柿

 植えたわけではない。鳥がどこからか運んできたいわゆる「実生」というらしい。30センチに満たない見慣れない青い苗が庭の隅っこにあった。実生だと美味しくないからと、父が接ぎ木をしてくれた。それが20年以上も前である。毎年青い実をつけるけど手入れもしないので最後に食べられるまで育つのは10個未満。父との思い出に浸るには十分な数・・。

 ところが 今年、驚くほど青い実が残っている!

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