詳細プロフィール

台湾華語(台湾で話されている中国語)が得意な日本人中国語発音×ハートが伝わる感情表現コーチ。

子どものころから外国の言葉と文化に興味を持っていたが、英語はすでに周りの皆がやっていたので人とは違うもの、ということで中国語に興味を持つ。

そして大学浪人中にたまたま台湾から一時帰国していた父の旧友の「中国語をやりたいなら現地でやりなよ」という勧めにより突然、降って湧いたように台湾留学の道が開ける。

運命的な導きを感じて台湾に乗り込んだが、現地の語学学校では中国語の発音の聞き分けが全くできず、書き取りテストでは毎回10点満点で1点か2点。

あまりの出来の悪さに担任の先生から「こんなに出来が悪いのなら日本に帰れ!」とクラスメイトの前で罵倒され、泣きながら特別マンツーマン発音指導クラスに通うことに。

耐え難い屈辱だったが、このままオメオメと日本に帰れるはずもない。何としてでもみんなのレベルに追いつかなくては、と特別指導クラスのドアを叩くと中にいたのはまるで菩薩のように穏やかな先生。

その先生は私が何度同じ質問をしても嫌がることなく、口の形や舌の位置、息の出し方、そして音と発音表記記号との結びつきを根気強く指導してくれた。

おかげで徐々に中国語の音の「輪郭」がつかめるようになり、五里霧中だった世界が一変、書き取りテストも常に満点で、中国語が大好きになる。

その後、流暢な日本語と中国語を操る韓国人のお姉さんに伝授された徹底的な音読とディクテーションにより耳と口を鍛える勉強法でブレイクスルーを経験し、中国語学習を始めて1年半で現地の大学に入学。

16年間におよぶ台湾生活を終え、現在は翻訳、通訳をしながら悩める日本人学習者のために発音矯正・音読を中心にした講座や朗読劇イベントでオンライン講師を務める。

朗読劇イベントではドラマや映画の登場人物になりきってセリフを読むことで、ガチガチの棒読み中国語から豊かな感情を伴った中国語に変身できる驚きと快感が味わえる、と好評を博している。

まだまだ日本では台湾華語を教える日本人教師が希少なためか、現在台湾で生活をされている方、台湾人と国際結婚・恋愛をされている方、台湾向けにビジネスをされている方々からの発音矯正を中心にした中国語レッスンオファーを数多く頂いている。

レッスンでは簡体字、繁体字、ピンイン、注音符号、いずれも対応可。

今後は自然な中国語表現を身に着けるのに大変有効な「中国語による演劇」をメインカリキュラムに据えたスクールの開設と、台湾華語に特化した表現力をアップする音読教材を出版にむけて活動中。

台湾国立師範大学国文系卒業、同大学華語文教学研究所(対外中国語教育の大学院)中退。

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