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Amazonの電子書籍『KDP』を紙の本にしてみた「ペーパーバック」

こんにちは。現在Amazonのkindleから複数の電子書籍を発売している、ライターのタカツキといいます。

電子書籍を発売する中で、よく「紙の本はないの?」という質問を受けていました。

最初は電子書籍として作っていたのですが、

Amazonがペーパーバックという紙の本も作成できる仕組みを作ってくれました。

そこで今回は発達障害アナトミーという

発達障害当事者の方にアンケートを取らせていただき作った電子書籍を、紙の本にしてみた結果を書きます。

そのまま入稿ではエラーが出る


最初はすぐにできるだろうと簡単に考えていたのですが、

実際構成がきちんとできていないと

紙の本にしたときに読みにくいことがわかりました。

大切なのは余白設定です。

初版発行した本はだいぶ余白がない印象です。

これを解消するには、一回印刷設定から指定サイズで余白を作らなければいけません。

指定サイズはこちらのサイトに従って入力していけば自分の本にあったサイズが出てきます。

自分が作りたいサイズのページ数などもここを参考に設定します。

表紙

表紙も厳密にサイズ設定をしないとエラーが出て作成できません。

私は3度申請しては作り直しています。

Amazon独自のバーコードが発行されるようで、スペースを確保するなどの規定があります。

タイトルも読める状態じゃないと申請してもエラーメッセージが返ってきます。

表紙デザインに関しては

表紙テンプレートをダウンロードして
そこに合わせてデザインを作っていくのがおすすめです。

(というか自分で一からやろうとしたけど難しかった……)

色はデザインした色そのままに印刷できています。

細かい線もラメの感じも綺麗に表示されました。

手元に残る幸せ

初版分を手に取ったときは、純粋にうれしかったです。

しかしこのままでは少し読みにくさがあるかもしれなかったので、現在修正版を作成中です。

発達障害に関する本は特に周りの方への説明のためにも、紙の本がいいかもと常々感じていました。

説明する相手が電子書籍を使っていないと、自分のスマホを見せるしかなく

自分の親世代には負担になっているようだったからです。

紙の本なら手元に置いておけるので、説明しやすいと思います。

在庫を抱えなくていい

今までは自費出版などを利用するとロット規定があり、

在庫を管理する必要がありました。

しかしこの仕組みでは注文された分だけを印刷して届けてくれるようなので

在庫管理の必要がありません。

もう少し研究してみようと思います。

ではまた!

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