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10月25日 恵比寿 今できることを

主人がときどき瀬戸内寂聴さんの本を読んでいて、自宅のテーブルや本棚で見かける。いつもはふうん、と思って、そのままにしているのだけど、装丁にドキッとして、つい手に取る。

美しい。

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タイトルと併せて、心臓や血液をイメージさせながら生命の強さを表現するような鮮やかな赤が使われている。書店で平積みされていたら迷わず手に取ってしまうだろうな。

これは95歳当時の寂聴さんが雑誌に連載をされていたものをまとめた本で、病気や手術などで休載を挟みながらも、年間書き続けたエッセイが沢山おさめられている。知らなかったのだが、寂聴さんは70年以上も作家生活を続けられてきたとのこと。作家よりも、尼僧をずっとやっておられる方なのかと思った。

わたしはよく「自分が書くものには何の価値もないのではないか」と思って、このnoteやブログを書く手が止まってしまいがちなのだけど、96歳の作家がいのちをテーマにした闘病日記などが誰かに勇気を与えるものであるならば、わたしがキャリアや生活を一変させ、あらたな自分の幸せと成功を追求しながらたくましく暮らしている様子も、ある人にとっては勇気付けられるのかもしれないな、と、またボチボチ書いてみようかなあという気になった。

この日は

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