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【DJミックス】選曲のコツは「BPM」「ジャンル」「レーベル」「国」の4つを基準に選ぶこと

「選曲」はDJをやる上で、MIX作業に並ぶほどセンスが問われる作業です。というのも、ナイトクラブでDJをやる時、そこには「お客さん」と「先輩DJ」がいて、あなたの選曲センスをうかがっているからです。

特にDJを初めて間もないころは、自分の好きな曲だけを集めてプレイしてしまいがちですが、結果としてフロアのお客さんに「ひとりよがりなセットリストだ」と飽きられてしまったり、あなたのDJを聞いている先輩DJからも「あいつはセンスない」というレッテルをはられてしまいかねません。

今回はセンスよく聞こえる選曲のコツとして、4つの基準にそって曲集めの方法をご紹介いたします。


BPMを保つ:一定の速度で踊りやすさをキープ

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曲の速さを保つことはフロアのお客さんの踊りやすさに直結する大切な要素です。

フロアで曲の速さが変わってしまう場面として最も多いのは、前のDJから自分の出番にかわる時です。前のDJがかけている曲の速さに細心の注意を払って丁寧にMIXしましょう。


ジャンルを守る:独特のグルーヴを生む

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1回のDJプレイではなるべく1つのジャンルでまとめて、プレイするのが良いでしょう。なぜなら、同じ4つ打ち音楽でもテクノならテクノ、ハウスならハウスの「グルーヴ」があり、お客さんは無意識にそのグルーヴに乗って踊っているからです。

グルーヴとは、いわば「ノリ」です。グルーヴの説明は長くなるので詳細の説明は省きますが、1回のDJプレイで複数のジャンルの曲をかける=せっかくできたフロア全体の「ノリ」を壊すことになります。


レーベルで集める:DJプレイにまとまりをつける

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DJプレイ中に同じレーベルの曲を複数混ぜて使うことで、全体に調和が生まれ、お客さんが安心して長く踊れます。

レーベルにはそれぞれの特色があります。我々が使う楽曲は1つのレーベルの理想が具現化されてリリースされたものですから、1回のプレイで何曲かまぶして使うことで必然的にまとまりやすくなります。


国・都市で分ける:フロアに不思議な隠し味つける

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ダンスミュージックは「デトロイト」テクノ、「シカゴ」ハウス、「UK」ドラムンベースなど、国や都市単位でジャンルが細分化される事がよくあります。
このように1つの地域からリリースされた音楽をまとめて聴くと、不思議とどれも似た雰囲気があり、その地域の「味」が感じられます。

こういった地域発の楽曲をDJプレイのコンセプトにすることで、ハマってくれたお客さんのファンが期待できます。


今回はDJプレイに使用する曲の選び方について、4つの基準にそってご紹介いたしました。

ちなみにCDJを使う時の楽曲の持ち運びですが、USBは安いもので構わないので、バックアップも含め必ず2本は持ち運びましょう。私はブランドに信頼のあるSanDiskのUSBを使っています。


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