【レビュー】TASCAM DR-07MKIIは「録ったらすぐ聴けちゃう」最高のDJ練習ツールだった!
DJの効率的な練習方法といえば、自分のDJミックスを「録音し・聴く」です。これは自分のDJミックスを客観的に聴くことで、ミスやクセがわかるため、次の練習の課題が見つけやすいからです。ですから、この練習を沢山繰り返すことがDJの上達につながります。
今回ご紹介する録音用機材 TASCAM DR-07MKII(DR-07MKII)は、この練習方法に「最高」な機材です。理由は「録ったらすぐ聴けちゃう」からです。
どのくらいすぐ聴けちゃうのかというと、録音後、ヘッドフォンのジャックをそのままDR-07MKIIに刺せば聴けます、簡単です。
今回は、このDR-07MKIIを使って録音したDJの練習が、どれくらいすぐ聴けちゃうのかご説明いたします。
1.Tascam DR-07MKII
DR-07MKIIは2019年に発売されたPCMレコーダーです。数回のモデルチェンジがあり、現行品は新品が1万円ちょっとで手に入ります。中古相場なら、程度の良い物が約6千円〜9千円程度で購入可能です。
このリンクは私がDR-07MKIIで録音したDJ練習音声です。DR-07MKIIの録音性能を一言で表現するなら、Apple music やspotifyなどの、いわゆるサブスクで「高音質」として提供されている楽曲よりも、きれいな音質で録音できます。TASCAMの公式サイトでは、DR-07MKIIの仕様を確認できるほか、DR-07MKIIのマイクで録音された音源を聴くこともできます。
2.録音した楽曲を聴く方法
では早速、録音した曲を聴くまでの方法を紹介いたします。ここでは再生までのやり方を説明するため、詳細な録音方法は割愛しますが、音が出力されているケーブルのピンジャックをDR-07MKIIのライン端子に刺し、DJプレイのスタートと共に赤い●の録音ボタンを押すだけです。
DJプレイが終わったら、DR-07MKIIの録音を終了します。白い四角のボタンを押し、ラインケーブルを抜きましょう。
DR-07MKIIのLINE OUT端子にヘッドフォンのピンジャックを挿入します。
中央にある▶の再生ボタンを押します。これだけですぐ聴けちゃいます。
DJの練習は自分のミックスを録って聴くことで上達するため、録音と再生はとにかく簡単であることに越したことはありませんよね。その点で言えば、DR-07MKIIは最高のDJ練習ツールであると言えます。予算に余裕があり、且つ、より携行性を重視される場合、上位機種であるDR-05Xもおすすめです。
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