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【DJ】デビューが決まったら「よくある5つの失敗」を知ることで、本番のミスをなくそう!

私のDJデビューは大失敗でした。焦りと緊張で指の震えがとまらず、次から次へとミスを連発…。今思い出しても全身から冷や汗がでるほど、苦い体験です。

しかしながら、初めての日に限らずDJプレイ中は誰でもミスります。プロでもミスります。ただ、初心者のミスのほとんどは練習と現場のギャップを知らないから起こります。

今回はDJデビューの日に、こういったギャップで生まれる「よくある5つの失敗」をご紹介いたします。


失敗1. 本番で使う機材を知らなかった

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その日のDJプレイができなくなる致命的なミスです。「USBだけ持ってクラブに行ったらCDしか使えないって言われた…」など、これは初心者で特に中古の機材を使って練習をされている方にありがちです。

自分が使っているソフトが使えるか? また、事前にクラブでつかう機材をクラブに確認をとりましょう。


失敗2. セットリストを組んでなかった

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曲選びに時間がかかり、フロアの音を止めてしまう可能性のあるミスです。セットリスト(かける曲の順番)を予め決めずに、ぶっつけ本番、その場の空気で流す曲をかけるというのはプロでも難しいことなのです。

「当日は臨機応変に作業するのはむずかしい」と最初から決め、予めセットリストを組み、その順番で何度も練習することで、当日に余裕も生まれます。


失敗3. 交代のときに前のDJからキレイにつなげなかった

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乱暴な交代はDJとしてのあなたの評価を一気に下げます。前のDJから交代するときは、それだけお客さんと先輩DJから注目されやすいポイントです。

そこで、当日までにやれることとして、自分の前のDJがどんなプレイスタイルかをネットで調べます。知り合いなら直接聞いてしまっても良いです。当日は前のDJの曲調・BPMをしっかり把握して、自分のセットリストにうまくつなげられそうな1曲を交代のときに使いましょう。


失敗4. ヘッドフォンから音が聴こえない

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ヘッドフォンの音が聴こえないため、次の曲がモニターできず、まともにミックスできないことがあります。これは実際、音が鳴っていないのではなく、フロアの音が大きすぎることにより、ヘッドフォンの音がかき消されるためです。

練習時にバスドラで拍をとっているとこれに陥りがちになるため、普段からハイハットやスネアといったハイ・ミドルの音で拍をとりBPMをあわせるようにしましょう。


失敗5. 自分のDJで踊っているお客さんがいなかった

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ガラガラのフロアにショックを受け、焦ってセットリストにない曲を使ってさらにミスを連発するというのは、ノリノリになってプレイし始めたときによくあることです。

これはこう割り切って考えましょう。「初心者のDJのプレイなんて誰も聞きたいと思っていない」と。ちょっとドライですが、自分に置き換えると自然と腑に落ちると思います。だから、自分のDJでお客さんがいなことなんて気にせず、最後まで自分らしいDJをやりきりましょう。


今回はDJデビューでよくあるミスの5つを紹介いたしました。

私も長いこと苦労しましたが、これがわかってからというもの、気持ちに余裕が生まれリラックスしてDJプレイできるようになりました。

ちなみにDJ初心者の頃、もってて良かったと思うのはレコード針のケースです。レコード針はとにかくデリケートなのでこういったケースが重宝します。私はこのstokyoのカートリッジケースを使用しています。


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