愛想


この世界に大丈夫を保証する
言葉なんて存在しないんだね。

全てを消してでも、燃やしてでも、
失いたいものがある。
消してしまいたい記憶がある。

其れを何十年後、素敵な思い出でしたって。
素敵な想いで言えるだろうか。

汚れた歌詞に、歪なメロディ。
謳おうとしても心残りが消えない。

さようならってどうして、
哀しさを連想させるんだろうね。

曖昧な言葉は捨てて、
生半可な気持ちで救おうとしないで。

私、言葉を愛してるの。ただ、それしかないの。

淋しいって云う刹那さを手放してはいけない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?