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あるサッカー選手のひとりごと                     下手でも評価される選手

サッカーが下手でも評価される選手とは?

みなさん、こんにちは。
私は現在大学1回生の19歳です。
私は小学1年生の時でテレビで地元のチームサッカーの試合を見て、それにあこがれてサッカーを始め、昨年高校サッカー選手権を最後に引退しました。

早速ですが、タイトルにもある通り、
サッカーが下手でも評価される選手とはどのような人だと思いますか?
恐らくほとんどの人は答えが見つからないと思います。
もちろん正解はひとつではありません。しかし私なりの考えをここで紹介していきます。

<私が考える“サッカーが下手でも評価される選手>
①    自分の特徴を理解し、その特徴をアピールできる人
②    自分の短所を隠すことができる人

この二つが重要になってくると思います。

実際、私はサッカーが上手くありませんでした。
しかし、この二つを意識しただけで県のトップ、全国でも戦えるチームのスタメンになることができました。

私の実際の体験を交えて上記の二つのことについて解説していきたいと思います。

まず、①。
私はFWをやっており点を決めることにこだわりました。

ロングシュートを決めるのと、こぼれ球やクロスに合わせて点を決めるのはどちらが点が入りやすいと思いますか?

当然、後者の方が私は、点が入りやすい!と思います。
どちらも1点です。

それなら点が入りやすいゴールをたくさん決めようと思いました。
こぼれ球を拾うにはポジション取りが大事になる。

このようにやるべきことから逆算して物事を考えるだけでびっくりするほど点が取れるようになりました。

FWは結果が求められるポジションなので、監督は私を起用してくれるようになりました。

一方、②は、ぱっと見、苦手なことから逃げてしまっていると捉えている方がいるかもしれません。

実はそうでもないんです。例を用いて説明したいと思います。
私は足が速くはありませんでした。FWにとっては痛手です。
しかし私はどうすれば足が遅くても裏に抜け出せるのだろうと考えました。

そこで思いついたのは「サッカーにはフライングはない」
それなら、相手より早く動き出そう!です。

相手がスタートしていないうちに差をつけてしまおうと考えたのです。
しかし、サッカーにはオフサイドというルールがあります。
ならば、真横に走り出してボールがでるタイミングで走り出した勢いのまま一気に裏に抜け出せば相手に差をつけることができる!と考えたのです。

このやり方でうまくいき、バンバン点を取れるようになりました。
このように自分の短所を自分で分析し、消してしまえばいいんです。

私は選手権の時、新聞やネットに取り上げていただきました。
そこには“俊足FW”と書かれていました。周りの人からは自分の短所が長所に見えてしまうのです。
短所を隠せば長所になることもあります。

このように自分をうまく見せることでサッカーが下手でも周りの評価を得ることができるのです。


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