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国立競技場で天皇杯決勝戦を観てきた

新年あけましておめでとうございます。
今年もミドマガをよろしくお願いいたします。


令和2年1月1日(水)、国立競技場で天皇杯決勝戦を観戦してきました。
その様子などをお伝えしたいと思います。

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アクセス

旧国立競技場と同じ場所にあるのですが、改めて思うのは、アクセスの良さでしょう。

JR総武線(JB)千駄ヶ谷駅(JB12)・信濃町駅(JB13)
徒歩5分
東京メトロ銀座線(G)外苑前駅(G03) (3番出口)
徒歩9分
都営大江戸線(E)国立競技場駅(E25) (A2出口)
徒歩1分

国立競技場から1km圏内、徒歩10分以内に4つの駅があるのはかなりの好立地です。

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プロ野球(ジャイアンツ・スワローズ)、Bリーグ(サンロッカーズ渋谷)と東京都心で試合が開催されているのに、国立競技場の改修によって都心でJリーグどころかサッカーの試合が行われていませんでした。
東京都心にサッカー専用のスタジアムを作るだけの価値になるほど、Jリーグはもっと発展しなければならないと感じました。

敷地内もチケット必要

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今回の天皇杯決勝戦は、東京五輪の運営を見据えた形になっており、国立競技場の敷地内に入るためにもチケットが必要でした。
ここは再入場が可能です。
問題点は、開場前の待機列によって競技場外側のトイレが使えなかった点でしょうか。
使えても2か所しかないため、混雑も予想されます。
なので、最寄りの駅から国立競技場に着くまでに済ませておいたほうが良いでしょう。


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全面禁煙

東京五輪の会場は原則どこも全面禁煙となっており、この国立競技場内も全面禁煙です。
喫煙所も設けられておりません。
意外だったのが、この件に関しての不満(喫煙所が無いなど)がほとんどなかったということです。
そのため、今後スタジアムの全面禁煙化がより一層進んでいくのではないでしょうか。

入場ゲート

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かつてのチケットもぎりではなく、バーコードを使用した入場方法(赤○の部分をタッチ)を導入していました。
メリットは、不正入場防止と入場者数の正確なカウントだと思います。
万が一チケットが不正に転売された場合、特定して入場できなくすることも可能になるでしょう。
インターネットやコンビニでチケットを買う際、名前や電話番号など個人情報を入力していると思います。あくまで予測ですが、それによって入場者(購入者)の特定も可能になり、スタジアム内での安全な運営につながるのではないでしょうか。
また、いままでチケットの半券を数えてやっていた入場者数の発表も、これによって簡略化されるはずです。
ちなみにバーコード部分だけあれば入場ができても、中でのチケットチェックは通れませんので、チケットは忘れずに、無くさずに持っておきましょう。

コンコース

スタンドは1層から3層までありましたが、コンコースは1F~4Fまで4つあり、そのうちスタジアムを1周できるのが1Fと4Fです。
広さですが、十分広いと思います。
ただ、どんなに広いコンコースでも、特定の時間(試合前、ハーフタイム、試合後など)に人が集中すれば混むのは当然だと思います。

むしろ、屋根付きのコンコースは豪雨や雷などの非常時に大いに役に立つと思っています。
細かいですがゴミ箱は中身が見える透明なボックスになっていました。今では防犯対策として駅などでは当たり前になっていますが、徹底されていますね。

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売店

スタジアム外はキッチンカー、スタジアム内は売店がそれぞれ各コンコースにありました。
敷地内のキッチンカーは好みなのか、行列のできるところとできないところで差がありました。
ホットドックよりごはんが好まれていた感じです。
あとはとにかく提供スピード・回転の良さでしょう。

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スタジアム内の売店はどこも行列でしたが、今回の天皇杯決勝に限って言えば、
メインスタンド
2F、3F コンコース
がほかよりも若干空いていたように感じました。
キャッシュレスに対応していたのは一部の店舗で、外は現金のみ、中は一部店舗のみで、ほぼ現金しか使えませんでした
五輪の運営は変わるとはいえ、五輪では多くの外国の方が来ますが、現金のみで大丈夫なのでしょうか…

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天皇杯関連のグッズはミニボール以外は試合前にすでに完売していました。

トイレ

数が少ないと言われればキリがありませんが、決して少なくはないと感じました。
男性の場合、入口→小・個室→手洗い→出口と動線ができているとスムーズに流れるのですが、場所によってはそれぞれ分かれているところもあり、若干不便を感じたしだいです。

(4F)

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(B1F)

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(↓女性の場合)

一般のトイレに温水洗浄機能が付いていない理由として考えられるのが、維持管理と外国の方も使うからだと考えます。
特に温水洗浄機能付きは清掃に時間を割くため、五輪中でも早く、常に清潔に保つためにはこの判断でも間違いではないように思います。
温水洗浄機能は海外でも少しずつ普及してきているとはいえ、世界からしたら日本だけのものなので、使い方がわからない外国の方が個室内で不便を感じるよりかは、まだ無いほうが良いのではないでしょうか。
全てを見てきたわけではないですが、個室の洋式化は100%だと思います。公共の施設では未だに和式が残る傾向にあるのですが、全く見かけませんでした。
これは五輪スタジアムとして素晴らしいことだと思います。
ちなみに利用した1Fと4FのトイレはTOTO製で、数が多いと言われるB1FはLIXIL(INAX)製でしたので興味のある方は次行ったときに確認してみてください。

スタンド


私は幸いにも1層目の2列目で観戦できました。

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陸上競技場なのでやはりピッチまで遠い。。。

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そして、眩しいのですよ。。。

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傾斜は1層目がいちばん緩いみたいですね。

傾斜によってドリンクホルダーの位置も関連してきます。
1層目は傾斜が緩い分、ホルダーが適度な場所にありますが、3層目は傾斜のある分、座席が上にあるので前座席のホルダーがどうしても足元に来てしまうのです。

↓1層目

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↓3層目

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しかし、ホルダーの位置を上げると、前のお客さんに当たったり不安定になる可能性もあるので上げることも難しいのです。
層によって傾斜が異なる分、意外なところで不便になってしまったようです。

座席の前の狭さは1層目も変わらずでした。
なので、試合中(競技中)に席を外して移動するのは手間がかかるのかなと思いますが、それはどこのスタジアムでも言えることだと思います。


座席自体は普通に良いと思いました。

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あくまで個人的な感想ですが、折り畳み式なので、万が一壊れたとしてもこの座席部分だけ取り外して交換が可能になるのかなと思いました。
普通の椅子だと持ち運びが大変だし、ベンチシートだと壊れたときに応急処置が効きにくいうえ全部を変えないといけないわけです。
座り心地も決して悪くはないので、良いかなと思いました。
ちなみにコクヨ製でした。

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車いす席

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適度な高さで結構見やすいと思います。
車いすの方もスポーツ観戦を楽しめる環境として、お手本になってほしいと思います。

(↑※昨年12月のオープニングイベントにて)

メディアゾーン

そしていろいろ言われているメディアゾーン。
常設ではなく五輪終了後に解体されるそうです。

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以上、国立競技場で天皇杯決勝戦を見てきた感想でした。

おまけ

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試合終了後、ヴィッセル側の売店ではすでに優勝記念グッズの販売を開始していました
受注を開始したのではありません。
販売を開始していたのです。

つまり、優勝することを見込んでグッズを作成し、販売できる状態までになっていたのです
これはかなりのリスクでもあります。
当然、試合に負ければ披露されないばかりか、ほぼほぼ廃棄処分になるわけです。
ある意味、ギャンブル的な投資をしてまで優勝記念グッズの準備に入っていたのです。
これはほかのクラブにはマネできないでしょう
まして、ホームスタジアムならまだしも、中立地(国立)での販売です。
関東圏で作成した可能性もありますが、もしかしたらすべて神戸(関西方面)から輸送してきた可能性もあります。
相当な力の入れようです。
地方の市民クラブがとてもできることではありません。

J1クラブは、そんなクラブと同じカテゴリーを闘っていかなくてはなりません。
DAZNマネーの影響もあり、そこについていかないとJ1定着など夢のまた夢になっていくのではないかと思った2020年の正月でした。

written by shioinc


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