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主菓子の思い出


昨日は用事で元町へ出掛けたので、久しぶりに元町本通りの二つ茶屋さんへ。

長月の主菓子二種

御銘
秋の野


御銘
初秋


二つ茶屋さんの主菓子には、懐かしい大切な思い出がある。
阪神大震災よりもむかしの話。
わたしは元町本通りのゑりうさんにお茶とお華のお稽古に通っていた。
その時に先生がいつもご用意して下さってたのが、二つ茶屋さんの主菓子。

「お預かりしているお嬢さんに、身体によくないものはお出し出来ない」

そうよく仰って。
やっぱり間違いないなあ。
久しぶりに頂いた二つ茶屋さんの主菓子は、なにかに守られているような優しいお味がする。

なにも変わらへん、むかしもいまも。
わたしが三宮よりも元町のほうが好きなのも同じ理由かも知れない。

閑話休題
あとはね、おいしそうなどら焼きがあったから、それも一緒に。

どら焼き


盆点前一式どこかに仕舞ってるはずだから、納戸ひっくり返してみようかな。


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