一気読み、読後
シリーズものを一気読みするのは久しぶりだった。最近全然本を読んでないなと思って、ある作者の代表作を読みはじめた。もともと大好きな作家さんではあったが、少々天邪鬼な私は興味があるのに人気作を無意識に遠ざけていたようで、手に取るまでに時間がかかってしまった。
シリーズ第一作を読む。ここから二作目の間に別の本を一冊読んでいたので間隔は空き、一週間後に再開。第二作、三作を続けて読み終わると第四作を次の日に読破。これで2日。本編とは別枠とされている別冊を残し、作品の実写化作品を一気見。(映画一作目、スペシャルドラマ、映画二作目)放課後の全てをアマゾンプライムに全集中。視聴した次の日から別冊2冊を一気読み。これで2日。
とにかく一気にひと作品に深く関わったからか、シリーズ最終巻を読み終えたばかりの今、これまでにない寂しさにかられている。授業中も登場人物のことばかり考え、眠りにつけば夢の中で登場人物に会い、現在こういうことをロスと言うんだなと妙にムズムズした気持ちを噛み締めている最中である。
昔から本を読むのは好きで、外で肌が小麦色になるくらい遊ぶ子供でありながら、部屋にこもって本を読む日も多かった。著しく読書量が減ったのは去年の初めての緊急事態宣言中だった。手放せなくなったのは活字ではなくブルーライトで、1日の大半を小さな液晶画面を見続ける生活が続いた。お陰で今も依存気味なのだが…。
久しぶりに本を読んで楽しくて、ドキドキして、心を動かされた経験で、今とても心が躍っている。うまく言葉にできないのがもどかしいが、とにかく、久しぶりに本にどっぷり浸かる日々が、何かを変えてくれる気がするのである。この高揚感がいつか形にできたら、言葉にできたら…。
本の感想がまとまったら、またここに記そうか。時間がかかりそうだけど、
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