みどり

ソーシャルワーカー/大学教員

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最近の記事

自己紹介

私は子どもの頃約7年間、場面緘黙症という病と闘って参りました。家族以外の誰とも話をすることができないこの病気を克服できたのは、居場所を作ってくれた1人の友人の存在です。 私はこの経験から、苦しんでいる人に希望や勇気を与えられる人になりたいと思い、社会福祉士の資格を取り、現在スクールソーシャルワーカーをしながら大学教員として働き、日々実践と研究に励んでいます。 これまで、医療ソーシャルワーカーとしても総合病院で働いてきました。相談内容は、経済的なことから病気や生活、介護の悩み

    • 自宅で看取った亡き父が教えてくれたこと

      博士論文の執筆を終えた日の翌朝、父は自宅で旅立った。とても穏やかな秋晴れの日だった。 父は癌になり余命宣告を受けても自分らしく、そして何だか悠々と最後まで闘い抜いた。そこには諦めや辛さが一切見えなかった。私もそんな風に人生の最期を終えたいと思うほどであり、悲しいけど、なんだか清々しい、そんな気持ちになった。 人生の最期を好きな人と好きな場所で過ごせる人はどのくらいだろう。 自宅で看取りを希望していても、実際に叶う人が1割ほどである。往診や訪問看護などのサービスがあっても、実

      • はじめまして

        大学教員をしていて、2児のママ。ワンオペです。 13年ソーシャルワーカーとして働き、子どもから高齢者まで幅広く相談活動を行なっています。2ヶ月前に自宅で父を看取り、これからの人生を色々と考えています。 博士論文のことも書いていきたいと思います。

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