その”協調性”、どのような意味ですか?

協調性という言葉をどんな人がどのような時に使うかを考えてみた時、協調性とはどのような意味なのか?

協調性とは、周りと調和して事を上手く進めていく能力のことなのかもしれない。揉め事を起こさずに周りの人の事を考えて、全員にとって良いように事を進めていく、、というイメージを私はしたのだが、みなさんは協調性という言葉にどのようなイメージをお持ちだろうか?

協調性という言葉に対するイメージ。私は、人によって大きく違うのではないかと想像している。みんなでみんなにとって良い方向性に向かわせるのなら素敵だと思うのだが、そうでない使われ方が多く散見されるからだ。

あの人は協調性がないと、誰かが言ったとして、そのシュチュエーションを想像してほしい。自己中心的な性格で采配を振るう人がそう言った場合であるとする。
その場合の、あの人は協調性がない、という言葉を直訳すると、あの人は自分の言う事を聞かない。ではないだろうか?

長いものに巻かれることが協調性を持つということなのだろうか?争う事を避けて支配されることを選んだだけなのではないだろうか?

争いを避けて無難に生きていくのも一つの生き方ではないかと思うが、キャパが大きくわがままではないことがベースの性格でないと、そうゆう生き方は出来ないように私は思う。故に自己中心的な支配者がいた場合、全員がその人の言う事を聞くことができるかどうかは、その時のメンバーにもよるし、無理な事を聞き入れることの出来ない人が出てくる可能性は出てくるように思う。

仮に自分自身のキャパが小さくてストレスに弱い性質であったとして、協調性は必要なのだろうか?他者に対する思いやりは必要であると思うのだが、自分の意思を曲げてまで服従する必要はあるのだろうか?協調性という言葉が、その時にどのような意味を持ち使われているのか考えてみてほしい。服従する事を協調性という言葉を用いて自分に使ってきたのなら、自分のやりたいようにするのもありなのではないかと思う。

変な人に服従をするのと、自分の心の声に従うのと、どちらがいいのか真剣に考えるべきだ。争う事になったら負けるとわかっているなら、争わずして自分のポジションを守る方法を考えてみても良いかもしれない。

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