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わざわざ行きたい東京のホテルカフェ特集7選 #HOTELIST

わざわざ行きたくなるカフェって巡り合うとなんだか世界が少し広がった気持ちになりませんか? そんなカフェを今日は紹介します。

「ただ泊まるだけではない」が魅力のホテルがここ数年増えています。そのなかでも、宿泊客以外でも利用できるカフェやレストランが併設されているホテルも少なくありません。

実はホテルのカフェって、結構穴場カフェだったりするんです。

今回、紹介するカフェはホテルに実際に泊まって利用したことのあるので自信を持ってオススメできます。

あなたの一人遊びのラインナップに「ホテルのカフェ巡り」をいれてくれたら嬉しいです。

※※営業/時間は公式HPをご確認ください※※

1.DDDホテル(台東区馬喰横山)

DDDホテルは、2019年冬にオープンしたばかり。37年の間、ビジネスホテルとして使われていたビルをフルリノベーションして造られたそう。

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めまぐるしい毎日で、少しだけ立ち止まり、自分にとって大切なことやものを見直す時間。

ミニマルだが上質なものにふれあい、自分自身をアップデート、再起動する経験。DDD HOTELは、自立した個人が違うままに共存する都市生活のありかたを提案します。

DDDホテルのカフェは、すっと延びる単純な空間構成だ。

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全面窓からの採光が白く明るく店内を照らす。ここには照明は最低限しかない。向かいにあるソファ席は、ほどよい陰影の中にある。

私は時折思うのだが、今の世の中、明るすぎると思う。明るい、というのは照度もそうだし、便利さもそうだ。ここはミニマムな健康的な空間だ。必要なものだけが揃う空間。

DDDホテルのカフェには、各席に電源が用意されている。現代人の私には、おいしいカフェラテと電源とWi-Fiさえあれば十分だ。それに気持ちの良い空間。

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ちなみに、オススメはシナモンロールだ。ぜひ頼んでみてほしい。そして夜はビールも楽しめるバーになるんだそう。夜は夜の静けさが楽しめる。

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2.ザ ロイヤルパーク キャンバス銀座8(中央区銀座)

銀座駅から徒歩5分のザ ロイヤルパーク キャンバス銀座8。

「キャンバスに絵を描くかのごとく、自由に、自分色で利用してほしい」という想いで〈キャンバス銀座8〉と名付けられたんだそう。1階には誰でも使えるカフェバー。昼と夜で顔つきが変わるのはさすが銀座である。

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2階は宿泊客が自由に使えるキッチン&ラウンジだ。(ちなみに宿泊するとキッチンの冷蔵庫にジュースがあり、フリードリンクで飲める。)

ホテルのスタッフさん聞いた話しなのだが、実は、このラウンジはカフェバーでドリンクを購入した人なら利用できるんだそう。

ラウンジはこんな感じ。

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銀座という場所柄にマッチした遊び心の溢れる良き空間に身を置くことができる、かなり穴場カフェである。ぜひ銀座に買い物に行ったときには、ちょっと足を伸ばしてみてほしい。

3.OMO5大塚(豊島区北大塚)

OMO5は、星のホテルが経営するカジュアルホテルだ。山手線大塚駅から徒歩5分。とはいえ、大塚駅なんてそうそう行かないだろうけれども、結構ディープでおもしろい街だったりする。

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OMO5は入り口が1階で、ホテルのチェックインカウンターとカフェラウンジが2階にあるため、あまりひと目につかないのだが、実はだれでも使えるカフェである。

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軽やかな木の格子に囲われリズムカルな空間に、彩度の低いファブリックを使用して落ち着いた雰囲気。大振りなインテリアがおしゃれだ。建築家がインテリアデザインを監修しているんだそう。

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午前中は朝ごはんを食べる宿泊客が多いが、一段落するブランチの時間帯と15時前後の夕方前は比較的空いている印象だ。

さくさくのデニッシュが最高においしいので、ぜひ。

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4.KIKKA(千代田区馬喰町)

徳島のクラフトビール「KAMIKATZビール」、フェアトレード豆を使ったスペシャリティコーヒーが堪能できるカフェバー。クラフトビールは都内でも取り扱いが少なく、希少なんだそう。

1階にあるカフェの設計は、建築からプロダクトまで幅広いジャンルで活躍するSUPPOSE DESIGN OFFICE(谷尻誠+吉田愛)がデザイン。

と、全体的にこだわりが強いカフェだ。

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さらに、KIKKAは「サスティナブル(持続可能な仕組み)」をテーマにかかげたホステルである。

具体的には、アフリカの子どもたちに売上の一部を給食を届ける寄付にあてている。

・カフェのドリンク類の購入料金
・使い捨てアメニティを使用しない場合
・シーツやタオル交換を希望しない場合

私たちがKIKKAに行くことで、寄付活動ができる仕組みなのだ。せっかくおでかけするのであれば、あえてKIKKAに行くのもありではないだろうか。

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5.LYURO清澄白河(江東区清澄)

ブルーボトルコーヒーで有名になった清澄白河駅。LYURO清澄白河は駅から10分ほど歩いたところの隅田川沿いにある。

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もともとはオフィスビルだったがリノベーションしてできたホテルだ。ここのレストランでは「スロースモークバーベキュー」をテーマに、長時間手間暇かけて調理したプルドポークやチョップドビーフを提供している。

しかも"ここで"オリジナルビールを作っている。醸造場が併設のホテルなのだ。

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川床テラスで、最高に気持の良い川沿い空間を、ビールに片手に堪能できるのは東京でも数少ないのではないだろうか。忙しくない東京を楽しむには、自然の多い東東京のほうにぜひ行ってみてほしい。

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6.Nui.(台東区蔵前)

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あらゆる境界線を越えて、人々が集える場所を。BEYOND ALL BORDERS.

人の行き交う風景が、場所に活気を生む。コーヒーやお酒、
食事を目的に人が訪れるラウンジと、
世界中から旅行者を迎えるホステル。

蔵前は、おしゃれなホステル、カフェなどが増えているエリアだ。Nui.はその中でもパイオニア的なホステルである。

もとは倉庫だった建物をリノベーションしたカフェバーは天井が高く、開放的だ。無垢で無骨なテーブルにカウンターの後ろに並ぶ酒ボトルがかっこいい。

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革にタイル、コンクリートに木材と多様な素材を組み合わせた異国感あふれるカフェは、宿泊客も多く利用するカフェバーだ。

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外国から来ている人も多く、夜はバーラウンジとして賑わう。私が訪れたときは、ラグビーワールドカップが開催されていたためか、非常に外国から来た人たちが多く、活気がまるで異国のバーそのものだった。

外国感が好きな人はぜひ訪れてみてほしいカフェだ。

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7.TRUNK(渋谷区神宮前)

渋谷駅と原宿駅のちょうど中間にあるTRUNK(HOTEL)のカフェバーは、俗な言葉で言ってしまえb”大人のためのカフェバー”だ。ラウンジには、カジュアルな渋谷とポップな原宿とは少し異質な空間が広がる。

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天井が高く、仕切りの壁がないので、倉庫のような無造作な空間に感じられる。中心には、背の低いソファとローテーブルが少し無造作に置かれているのがかっこいい。

シンプルにかっこいい空間には、クリエイターたちがたむろい、ここから文化が生まれそうな、そんなダルとモチベーションの間の空気が流れている。

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テーブル席も一部あり、そちらは電源もある。いつ行ってもたいてい作業する人たちが集まっている。

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外にはテラス席もある。渋谷界隈で飲んだあとに、TRUNKに立ち寄って、外でコーヒーを片手にだべりるのもよさそうだ。

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以上、実は穴場なホテルカフェ特集でした。ぜひ、ふらっと一人で旅するように、カフェに遊びに行ってみてくださいね。

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