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ウィズコロナで、加速して変化する世界に備えて読みたい本5選

世界は変わった。10年後が一足飛びでやってきた。

今、私たちは新しい社会のスタート地点にいる。

今までのように働くことも、人と会うことも、食事をしに行くことも、遊びに行くこともできなくなってしまった。世界は私たちに新しい生活様式を求めているのだろう。

そんな今、あなたが考える10年後の2030年はどんな未来ですか?こんな状況だからこそ、未来に備えて今読みたい本を5冊紹介します。

■ FACTFULNESS (ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

2019年ベストセラーとなった本書。

知識不足で不安になる人。事実と噂話の違いがわからない人。テレビやインターネットの情報を享受することが好きな人にぜひオススメしたい。

ファクトフルネスの大まかなルール
1)分断本能を抑えるには、
2)ネガティブ本能を抑えるには、
3)直線本能を抑えるには、
4)恐怖本能を抑えるには、
5)過大視本能を抑えるには、
6)パターン化本能を抑えるには、
7)宿命本能を抑えるには、
8)単純化本能を抑えるには、
9)犯人探し本能を抑えるには、
10)焦り本能を抑えるには、

世界中の人々が事実に基づいて世界を見る日を求めて、著者が執筆したとのこと。情報と感情が錯綜して疑心暗鬼になりやすい今、改めて読みたい一冊。


■2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

著者は世界的メディアアーティスト、落合陽一さん。

最近よく目にするようになったSDGs(Sustainable Development Goals)を、私たちが実感できるように、読み解いてくれている本。

世界目標と私たちの生活の架け渡しをしてくれます。

SDGsは、持続可能な開発目標で、今後人類社会が達成していくべき17の目標のことです。(詳細はこちらの記事をどうぞ。)この本では、イメージのしにくい世界的な目標の解像度をあげて考えるのに非常に役立ちます。

速度をあげていく進んでいく社会の目指すべき方向を理解し、ドリブンしていくうえで必要となるでしょう。

■エクサスケールの衝撃 次世代スーパーコンピュータが壮大な新世界の扉を開く

「エクサスケール・コンピューティング」によって、すべてが変わる。

をテーマに、テクノロジーが駆使された結果、社会がどうなるかを想定した書籍。衝撃と書かれているが、内容はかなりディストピアなところまで踏み込んでいる。今の倫理観もテクノロジーが変えていく可能性がある。

正直言って、この本が想定する社会がいいと思えるかは別れるところだと思う。個人的にはここまでの変容を60歳になった私が理解し、認めることができるとは思えないな。とも思ってしまった。

■第四の消費 つながりを生み出す社会へ

消費社会マーケティングの第一人者である三浦さんが描く近未来予想。

高度成長、オイルショック、バブル、そして長引くデフレ……日本人の消費は発展段階に応じて変遷し、消費の単位も「家族」「個人」と変わっていった。その先に訪れる「シェア」という価値観への示唆をする書籍。

第3の消費から第4の消費に向けての変化
1)個人志向から社会志向へ(利己主義から利他主義へ)
2)私有主義からシェア志向へ
3)ブランド志向からシンプルカジュアル志向へ
4)欧米志向/都市志向から日本志向/地方志向へ
5)「物からサービスへ」の本格化、あるいは人の重視へ

三浦さんの言葉を借りるなら、コロナの影響で第4の消費が加速し、成熟期にはいっているように感じる。

■ほどよい量をつくる

この間、ZOOMで友人たちと飲んでいる時に「コロナでいろんな業界が淘汰されている。でも、そもそも日本は人口も減っているし、売上をあげる成長がすべてではないんじゃない? 従業員や関係者の幸せを願い活動することを企業の指標軸に向き合うべきなんだよ、きっと~」と話していたときに進められた本。

まだ読んでません。でも面白いと思う。

少し先の未来が見えにくい今だからこそ、読みたいと思っている本たちでした。

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