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No.21《集団討論対策》           Q&A【4月開催 長野県内で公務員試験を受験予定の方必聴!『集団討論の評価基準とは?』】に関する質問につきまして ※インターンシップ参加予定の方も是非読んで下さい!!

いつも私の記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。

先月2週に渡り開催しました集団討論セミナー内容の記事を読んで下さった方から、私のもとに以下の質問を受けましたので、この場をお借りして回答させていただきます。

Q. 記事内容に関する質問ではないのですが、公務員や民間企業の採用選考で行われる集団討論で、試験官(採用担当者)が評価するポイントについて教えて下さい。(首都圏在住 大学4年生)

A. ご質問にある集団討論を進めていく中で、試験官(採用担当者)が受験者をどのように評価(採点)するのか?ですが、これについては後半の集団討論セミナー【実践編】でも解説しておりますので、その内容を以下の通り回答させていただきます。

昨年、私が主要就活支援サイト7社を対象に集団討論を実施した際の評価ポイントに関する記事を集計・分析した結果をグラフにまとめました。

主要就活支援サイト7社の当該記事を参考に筆者が作成

ご覧いただければお分かりになるかと思いますが、ほとんどの就活支援サイトで大きな差は無く、評価されるポイントとして「協調性」、「積極性(責任感)」、「主張力(発言数)」、「論理的思考力」等を上位に挙げています。

また、評価する重要性の順位ベスト5では、「協調性(31%)」が1位で、同類の「コミュニケーション力(16%)」の3位と合わせると5割近くになることが分かりました。(あくまで私の個人的な集計・分析結果です)

主要就活支援サイト7社の当該記事を参考に筆者が作成

集団討論対策をしっかり行っている方には説明の必要は無いと思いますが、試験官(採用担当者)が評価する際に重要視するポイントは、一個人の論理的思考力が高い回答よりも、同じグループで初対面の仲間とコミュニケーションを保ちながら、協調性を持って出題テーマに取り組む姿勢ですよね。

上記した内容について、「就活の未来」さんが面接対策 > グループディスカッション記事の中でとても分かりやすく解説されていますのでご紹介します。
よく質問を受ける「役割はどのように評価されるのか」についても、実際の選考で選択するかどうか判断する際の参考になると思いますので、特に近日中に試験を控えている方は是非お読みいただければ幸いです。

【グループディスカッションの評価基準】7つの意識するべきポイント
『グループディスカッションの評価で知っておきたいポイント』
https://shukatsu-mirai.com/archives/86726#i-2 

上記した記事内の言葉を借りてしまいますが、今回のご質問への回答の締め括りとして、以下のアドバイスを送ります。

多くの集団討論では、チーム内の合格人数があらかじめ決められている相対評価ではなく、個人の実力による絶対評価が基本
一緒に取り組むチームに貢献することを念頭に「競争よりも協調を意識して取り組む」ことが大切
出題テーマに関する基本的な知識・回答技法の習得は、独学や1回のセミナー受講等でも可能ですが、初対面の人との協調性やコミュニケーション力は回数(オンラインではなく対面演習)を重ねることで身に付いていくものです。❝ Practice makes perfect ❞

最後のについては、過去に実施したセミナーでは、討論演習やグループワークという場で、私が声掛け指導しても、「ほとんどコミュニケーションを取らない」、「終始うつむいたままの状態」で参加している学生さんが、残念ながら半数近くいたことを伝えたいと思い追記しました。

少しでも不安を感じている学生さんは、なるべく早めに対策を取られることをお勧めします。
競争ではなく、協創の精神で臨むことを忘れないで下さい。

セミナーに参加された学生さん、この記事を読んで下さっている学生さん、ともに公務員・民間企業の採用選考で内定を勝ち取ることを最後まで応援しております。
がんばって下さい!(^^)!

かもしん。