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フラワーエッセンスとの出会い#2

私がその後勤めることになる、そのフラワーエッセンスの会社に
2回目訪問した時
社長さんは、別の方法で花を選ぶ体験を提案してくれました

「ミホさん、今一番気になる問題点を頭に思い浮かべてください」
「は。。え??」
(問題点? へ? えーとなんだろう・・・)
最初に訪問した時の怒りの自覚から、私は色々な悩み事を自覚していましたが、いざ、問題点と言われると、あまりにも混沌としすぎてその一番大きな事柄を整理できていなかったんですね

日々の生活に追われており、嫌なことを考える自分は心が苦しいから
しなければいけないことを楽しくするにはどうしたらいいか、子供達が楽しく暮らすためのことはどうしたらいいのか、などと本当に解決した方がいいであろう、自分の心のの深いところにある何かなんてしっかりと焦点当ててるわけがないのですよ

「頭にありありと思い浮かびましたか?」
と、社長さんは静かに私に聞きます
「問題の中心がどれか、あまりよくわかっていないんですが、いま思い当たる事でもいいですか?」
そう聞くのが精一杯でした

「いいですよ、今までで一番ショックな出来事とか、いまでも忘れられない嫌な事なんかを思い浮かべて見てください」

(じゃ、あれかな・・・)
その当時に一番自分の中で嫌だったと覚えていたことを頭に思い浮かべたんですね
そうしたら社長さんは、私に88枚の花のカードを1枚ずつ見せるとのことで
「ミホさん、今から1枚ずつお花のカードを見せますが、頭で考えずに直感的に”好きな花” ”嫌いな花” ”どうでもいい(関心が向かない)花”の3種類に分けて行ってください。あくまでも直感ですよ」と言われました
そして、88枚の花のカードを比較的テンポよく1枚ずつサッサっと渡され
私もそのテンポに合わせながら、3つの束に分けて置いていきました

(初めて見る88枚全部の花の写真でしたが、え?これ花?みたいな花もたくさんあって、花屋をやっていた自分でしたから・・・うーん、こんな花じゃ売れないだろうなぁ。なんて邪心も混ざりつつ分けた感じでした)
好きな花は10枚くらい、嫌いな花は15枚くらい、そして残りはどうでもいい束に。

すると次に社長さんは、好きな束、嫌いな束だけを残して
「さっき頭に浮かべた場面をしっかりと思い出しながら、この好きな束の花を好きな順番でに並べてください」と言いました
そしてさらに「嫌いな束の方も、嫌いな順番で並べてください」と

最後に好きな束と嫌いな束1番目を上にして横に並べ、どちらの花の方が
より「気になるのか」を指し示して、

気になる順(だけど、内訳が好きなやつか嫌いなやつ)で横一列に並び替え、上位8枚くらいのところで、残りはどうでもいい束へと帰っていきました


人は、好きの反対は嫌いという方が多いですよね
でも、本当は興味関心が「ある」または「ない」というのが反対であって
好きと嫌いは、興味関心が「ある」の内訳なんですよね
花のカードの最終的な横並びは、自分が自分の頭の中に思い浮かべた場面と
その精神(感情)状況の状態で興味のある花、さらに、その花に対する自分の心理(好き・・・取り入れたい、そうなりたい     嫌い・・・目を背けたい、自分の嫌な側面)がカードを選ぶことによって出てきたというわけなんですね

「ミホさん、じゃぁ、次はこの選んだ花が、あなたの頭に思い浮かべた問題の場面にどんな風に関係するのかをチェックして見ましょう。 施術台に横になって見てください」
(へ?何するんだろう?)

施術台に仰向けに寝て、毛布をかけてもらい、あと閉じた眼の部分にタオルをかけてもらいました。頭の上の部分を空けて寝てね。と言われたので、背がまぁまぁある私は背術台の下の方に足がでてましたww


「はい、じゃ、ゆっくり深呼吸してリラックスして・・・さっき頭に思い浮かべたことをもう一度ありありと思い出してね」と社長さん

(その問題となる場面、嫌だったことを思い出して・・・)

何かを頭のてっぺんのところに置かれました
(ん?なんだろう? まずは置かれたものが何かわからずそんなことに意識を向けていましたが、社長さんに”さっきのことに集中してくださいね、さて、何か頭に思い浮かぶこととか何かありますか?”と静かに尋ねられました

(その時に思い浮かべたことは、父に折檻されたことだったんですよね、
そして頭に何かを置かれたあと、その場面で父が私に言っていた言葉だと思っていたものが、父自身に言っていたことばなのかもしれない。というようなことをふと思ったんですね。なので)
「なんか、父が私に向かって言っていたはずのことばが、実は父自身に言ったのではないか?という感じで場面がスローモーションになってます」
みたいに返答したと思います。

「そうですか、わかりました。じゃぁ次ね」と言われて、また頭の上に何かを置かれました。
そしてまた場面を思い出すんですね
「しばらくして、なんか父じゃなくてその近くにいた母が思い出されてきて、でも母は悲しい顔をしている感じ、だけどとても遠くにいる感じです」

そんな風に、何かを置かれて、しばらく考えていると自分の頭の中で考えていたことに何かの変化があったりしたことを社長さんに伝える。ということを繰り返していきました。


その5回目だか6回目の時・・・


場面を思い出そうとしたら、白くなっちゃったんですね場面が
そしてふわーっとしてきたと思ったら、考えていたことや感覚が薄れてしまって、なかなか意識できない。困ってもじもじしていたら
「どうしました?」と聞かれたので

「なんか、考えていたことが薄くなって白い感じになってるんです」と答えたんですね
社長さんは「わかりました、じゃもう一度考えられるかやって見て」と言って、また何かを頭に置きました

するとそこには父との場面ではなく、私が小学校から帰ってきた夕方に、
「家の外に誰かがいる。ミホちゃん見てきて!」という血相を変えた母の顔から、毎日毎日怯えて泣いてしまう母や、どんどんふさぎ込んでしまった母が思い浮かんできたんですよ
そして、そんな時であっても父はひたすら仕事が忙しくて夜遅く帰ってきて、朝早く出て行き、土日もほぼ休まずに出勤していたんですが
その父は必死でもあり、母のその状況から逃げているようにも思えた気がしました
横になって、目隠ししている、目も閉じていた。だけど涙が出てきたんですよね
で、「あぁ、私は怖かったんだな。そして父にもいて欲しかったんだな。」というような俯瞰的な自分の感想を感じた。だからそれを社長さんに伝えたんですね
そのうち寝てしまいました。スーーっと。

目が覚めて多分30分くらいは寝ていたのかな?
社長さんに「起きましたか」と暖かいハーブティーかなんかを入れてもらい
起き上がってからすすって。

結局頭の上に置いてあったのは、フラワーエッセンスの原液のボトルだったんですよ。 私が選んだ、1番目から順番に扇型に私の頭のてっぺんにおいてありました。

選んだお花のエッセンスを、頭の上に並べていき、その反応を社長さんはメモに書きながら、最終的に選んだエッセンスをミックスボトルにして作ってくれました

(順番はこの通りではありませんが、
ダンピエラ・バルガ・パープルエナメルオーキッド・スターオブベツレヘム・イエローボロニア・アルシニアといった花だった記憶があります)

そして、原液のエッセンスでも1本渡してくれました
スターオブベツレヘムでした
1回目の訪問でもミックスしてもらっていたのですが
私が怒りを思い出してしまった、あの花

自分はその花を、今回の問題となる場面を思い出しながら
選んでしまっていたんですよ


心の問題は最終的に実質的な体の停滞へ波及するんですよ


そんな風にして何度か足を運ぶうちに
そのフラワーエッセンスの会社で働かせてもらうことになっていきます

意識的に花の効果効能のようなものを選ぶのではなく
直感によって潜在的になっている自分の心理状態を浮き彫りにする方法です
さらに、これは百会診断という方法にてチェックをしていきます
この診断によって、思い描いた問題点に対する花のエネルギーの作用イメージ、さらには関連しているもっと自分が傷ついていた事柄や、自分が本当にしたかった言動などの気づきが得られることもあります

ただし、これはまずは問題について非常に敏感になっている、または自分の問題点がある程度整理きていることや、全体的に俯瞰できるような自分の視点が取れるリラックスした状態を日々作るようにケアしている方が、百会診断は有効です。
今現在、会社ではこの方法をメインにしているかどうかはわかりませんが
個人的には、まずは身体に使用できるアイテムや、博士があらかじめミックスしてくれているコンビネーションボトルなどを使用して行く方が、こういう診断方法に対しての感度は高められると思っています




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