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仏陀よ あなたは生老病死の苦しみを説いた 老いの苦しみ——病気の苦しみ——死の苦しみ——…
聞こえる? わたしの心臓の音 聞こえる? あなたの心臓の音 こうやって わたしたちは音楽を奏…
そこに坐するとき わたしは木になろうとした しかしどこからか火が起きて 心身ともに燃え尽き…
虫の合唱、人への合掌 沙羅双樹、未だ咲くとき見つからず 葛藤を、甘い神酒に変えたとて 暗…
ある痛みが、碧い蛇のように ぐるぐると巻きついて わたし、呼吸すらできなくなり とても、と…
貴方がいるのに私は孤独 この空虚感を埋め合わせようと 必死に何かに没頭してきた 過去から逃…
自由を欲しがる私は、本当は月の魅力に縛られたい。 奔放に生きたがる私は、本当は月の光に征服されたい。 その『月』は誰でもいい、わけじゃない。 私を圧してください。 その思想で。 命令をください。 その思想の元に。 私はいくらでも、私を捨てて、尚且つ私があるように踊ってみせます。 不実な月よ。 どうか私を騙してください。 私の永遠などいくらでも差し上げます。 まだ誰も見た事のない私を 差し上げます。 「重みを感じるのが好きだって言ってたから。」 そ
天に向かって伸びよ花 孤高の夜の名もなき青が 悲しい笑顔を抱いている 感涙の水がいずれ落…