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三島市(2021)

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【ホスト】株式会社シタテ  【旅人】奥野晃士、関根愛、戸塚愛美
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#MAW旅人日録

戸塚愛美「わたしは月には行かないだろう」(滞在まとめ)

まず、このまとめを1000文字書いたとして、誰が読むんだろう?という雑念から、なにを書いて…

奥野晃士旅人「raison d'etre」(まとめ)

 今回MAWに旅人として参加させていただき、三島市に滞在した一週間は、信じられないほど早く…

戸塚愛美「旅人と富士山」(滞在7日目)

富士山をけなす、ということができるのだろうか、と、ふと浮かぶ。 三島スカイウォークに来た…

戸塚愛美「旅と雨」(滞在6日目)

雨。雨の情景描写といえば、およそ悲しいときに使われるのが一般的だ。しかし三島の今日の雨は…

戸塚愛美「旅人と風景」(滞在5日目)

加和太建設は静岡県三島市の建築会社だ。 埼玉から移住してきたという、社員であるHさんに「面…

戸塚愛美「旅人のたびびと」(滞在4日目)

有言実行。旅人に認定され、三島に泊まり、数日経過した。 静岡県に在住の気鋭の作家、木村充…

関根愛「無題(巡り)」(まとめ)

巡 礼 ここで暮らしていたかもしれない自分。ここに暮らすかもしれない自分。またここに来るかもしれないこと。もうここにはこない、これないのかもしれないこと。旅は可能性の海に入りその水を無尽に泳ぐこと。海は丸いから泳ぎ切ることなど永遠にない。旅に終わりはない。 旅は私たちに考えてもしょうがないことをいつまでも考えたり、感じていてもしょうがないことを無限に感じたりすることを許す。何もしないでもいいということを学ぶ。旅は人生の練習のためにある。人生は「しょうがないこと」の

関根愛「ひとりで食べる」(6日目)

昨夜は旅人の戸塚さんのイベントのあと鍋会をする。また話し込んでしまう。夜更けまで明日夜に…

関根愛「無題(ある朝)」(7日目)

十二月六日、曇り。少し風。 宿の部屋が駐車場に面している。車のエンジン音で目が覚める。昨…

戸塚愛美「旅人と旅人」(滞在3日目)

関根愛 『MOST OF THE TIME, I ATE ALONE ほとんどの時、私はひとりで食べた(ワーク・イン・…

戸塚愛美「旅人の旅」(滞在2日目)

私が人生で最初にぶつかった難問は、                   美ということだっ…

関根愛「食べることは生きること」(1日目)

初めまして。関根愛(めぐみ)です。昨年から東京を離れ鎌倉で暮らしています。俳優歴十年、ビ…

関根愛「あの人がひとりで食べているから」(2日目)

十二月一日、雨、晴れ、突風。 歩くのが好き。何にせよまずは歩くことから。朝方まで降ってい…

関根愛「撮影のあとはお腹が空く」(5日目)

十二月四日、晴れ、やや風。 昨夜の交流会の流れで三島入りしたばかりのもう一人の旅人、現代アートのキュレーター戸塚さんとホストの山森さんと(シェアハウスに住んでいるあゆみさんも途中まで)深夜二時までお話。あんまり寝てない。朝散歩。今日は通りの人出が多いと思ったら土曜日みたい。八百屋で三島産の焼き芋を買う。たぶん昨日のでちょっとしなびてるけど美味しい。自炊用の野菜が少なくなってきたので近くのきのこ農家さんの黒ひらたけ、バターナッツ、里芋、人参、カリフラワーを買う。どれも三島産。