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練習環境

先月からテニスを復帰して、初めて1日に2回テニスをした。

この1ヶ月順調に着々と自分の課題に取り組み着実に積み重ねてきた。

しかし、今日結果的に大きく崩れてしまった。

その分析について書いておこうと思い筆を取っています。(スマホだけど)

その理由。

いつものインドアの練習場所ではなく違う場所に誘われ、夜のナイターのアウトコートでボールがよく見えなかったのと、ボールの種類が違うことに戸惑ったというのはあると思う。

最もらしい理由だが、私はこれはきっかけにしか過ぎないと思う。

今回、一緒にプレーしていた人たちは

「上手くなろう」

という意識でテニスをしておらず、

「自分のいい所だけ出そう」

という意識でテニスをしているメンバーだった様に思う。

仕事で上手くいかなかったり、家庭で上手くいってなかったり、その吐口としてテニスを使っている様な感覚を覚えた。

ダブルスの試合をペアを毎回変えながら回していたのですが、組んだ人ほとんどが皆が皆ミスをして毎回「ごめんなさい、ごめんなさい」とワンプレー毎に2回3回近寄ってきて謝られる。(私がそれに構わないのもあるが)

正直毎回「いいよ」「ドンマイ」とかてきとーに返すのが面倒くさいから、私は謝ってきても基本無視をする。

毎回毎回大丈夫だよとリアクションを取るのはめんどくさいから少しウザく感じていた。

私は自分がミスをしても謝らないのは、コートに入ったら良しでコートに入らなければダメという訳ではないと思うからです。

やるべき事に意識をしてその結果のミスは失敗ではないと捉えています。

ボールへの入り方、テイクバックの作り方、始動、首の使い方などを意識した上でボールに入り、その結果どの様な当たりになり、飛んだ距離感やスピード、回転量などデータを集めてそれを自分の感覚に落とし込んでいくのが大切だと思う。

どういう身体の使い方をしてその結果思ったより低くいったのか、高くいったのか左右にコントロールが乱れたのか??

そういったデータを逐一集計して次のプレーに活かしてやっていく事が大切だと思う。

今日の人達はただ、コートにボールが入ったか、アウトになったかというポイントがどちらに入ったかだけしか気にしていなかった。

こんな環境でやっていたらいくら長時間テニスをしても全く上手くならないと感じました。

コートに入ったら正解で、アウトなら間違い。

多くの人がそう思い過ぎている。

間違った使い方をしてたまたま入ってイェーイで、正しい使い方をしたのにたまたま少しだけアウトしてしまったら全然ダメ、ごめんなさいとなる。

そういうテニスのやり方をしている人が一般の方はあまりに多過ぎる。

そういう場に身を置いていたらテニスはやればやる程下手になるし時間の無駄になる。

テニスをたくさんやるよりも、どういう意識でやるかの方がよっぽど大切だと実感しました。

意思のあるテニスを私はしたい。

人に謝る為、人に嫌われない為にテニスをしている訳ではない。

テニスを通じて身体の操作性やスピード、パワー、反応速度、状況判断、そして人間性も高めていきたい。

そこのテニス理念をしっかり持った上で、テニスの誘いに乗るのか、受けるのかを決める必要がある。

練習環境や練習相手は選ぶ必要がある。

今日の事で自分のテニス理念に沿った練習を出来る環境や場所を選びテニスをしていこうと強く思った。

テニスコートがあり、テニスボールがあり、テニスをする人がいれば何でも良い訳ではない。

下手でも上手くても自分自身を高めていくということに意識が向いている人とテニスをしていきたい。

そう強く思いました。

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