至高/嗜好のツナミに呑まれ
娯楽を両立できないことがここ数年の悩みである。
ひとり暮らしを始めてから創作・ゲーム・アニメ・漫画など、今まで興味のなかった娯楽を楽しむようになった。
だけどそのうちどれか1つがたまに全盛期を迎えてしまうことがあって、そうなるとほかの娯楽に一切手がつけられなくなる。ハマるとどこまでも深めたがる性格がゆえ、空いた時間は全部それだけに費やしてしまうからだ。
どうぶつの森の新作が発売されたときは朝から晩までせっせと島中を駆けまわった。小説を書いていた時期は半年間ほぼ毎日10時間ぶっ通しでWordと向かい合った。
新しいアニメに手を出したら最新話に追いつくまで1日30話以上は観る。好きな漫画が激アツの展開をみせてくれれば、その素晴らしさについて永遠と1人で考え続ける。
最近ではそれぞれが全盛期を過ぎていたので良かったのが、ここへ来て今度は動画制作にハマってしまった。ニコニコ界隈にてもうすっかりお馴染みの「MMD」という文化である。
※ MMD:3DCG動画作成ソフト。キャラクターの3Dモデルにモーションを読み込ませることで、歌って踊る推しの動画を作成できる。モデルなどの各素材はすごい人たちが作って配布してくださっているので超簡単。
とはいえ導入に2時間かかって出力方法につまづいた結果、最初はもう「1本だけ頑張ったらやめにしよう」と思っていた。
だけど諦めの悪さとこだわりの強さが変に作用し、その1本で逆にもろもろ心得てしまったわけである。こうなるともう引き返せない。
わたしの中ではnoteの更新も娯楽のうちの1つであるから、当然こちらにも支障が出ている。暑さにやられてしまっていたのは事実だが、昨日の記事はいくら何でも手を抜きすぎた。
ちゃんと書こうね。自分の文章、大事にしよう。
深くて広い海のような趣味の持ち方をしていれば、もちろん大きなツナミも来る。衝撃と刺激の強さにともない、それはそれはビッグなウェーブに呑まれてしまう。
基本的に1度興味を持った趣味が完全に途絶えることはないから、平常は穏やかな波の並列嗜好。年齢とともに増幅していき、ここまで増えた。
少し前から「Food Fantasy」というゲーム(今度紹介して良いですか)にもハマっていて、今はMMDとそれがメインかな~という感じである。
娯楽と仕事、娯楽と学業の両立はできているのが唯一の救い。「深く広く」のちょうど良い楽しみ方ってないものですかね。
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