寝れなかった時期の話


寝れなかった時期の話をします。

3年前のゴールデンウィーク辺りから寝つきの悪い日が続き、


寝るのが遅い→朝昼逆転→眠気は来るが、寝れないといった具合に


2ヶ月単位で不眠症の症状が悪化していきました。



その時勤めていた仕事が好きだった私は、
どうしても仕事を辞めたくなくて

無理矢理、勤怠時間を少し変更してもらったりして働き続けました。



2年前
やがて寝れないことから、もともと弱かった皮膚への症状も出てきて

そろそろ本当に手がつかなくなり、メンタルクリニックに通い睡眠薬を処方してもらうまでに至ってしまいました。



最初は、効果が弱いという薬から
危険だから〇時間は空けてから飲んでくださいというような、効果の強いものまで飲用するようになったのですが


恐ろしいことに
この効果の強いと謳われている薬でさえ
飲んでも寝れない
のです。



嫌々だったがどうしようもなく、手を出した医療の薬にも救ってもらえないなんて


自分はどうなってしまうのだろうと、終わりの無い恐怖に苦しむようになっていました。


一生、眠れないんじゃないかと思っていました。




眠れないことの弊害はとても大きくて、
精神が不安定になることは勿論のこと
私の場合は伴ってアトピー性皮膚炎がひどくなり

ご飯も食べられない、夜が長い、朝も昼も夜も
生きている心地があまりしない、といったような感覚になり


まさに生きながらにして死んでいたような気分でした。



一応、人間の形をしているだけの生き損ない。または死に損ない、とも言えたかも知れません。



それくらいの状態が続き
何もできない日が半年程続きました。

仕事も休みました。





私の場合は、
皮膚のために処方された薬の副作用の眠気効果が効いて


少しだけ眠れるようになっていきました。


季節が夏に向かって暖かくなって来たこともあったのだと思います。



最近気付いたのですが、
夏ほど眠れないことや皮膚の症状が良くなりやすく

冬ほど悪くなりやすいです。

(私の場合はの話ですが)


弱っているところにくわえ、
寒さから筋肉が硬直していたんだと思います。


あとは、寒い時期は汗をあまりかかないので
体内に溜まった毒素が外に排出されにくいこともあるのかなと思いました。




兎にも角にも、なにをしても眠れないことの辛さと恐怖は、計り知れないものでした。



もう、休んでいいのに
休んでいい環境に居るのに体が休めない。


仕事は辞めて離れられても、
自分の体からは逃れられないから

この辛さや苦しさから逃れる術がないのです。




ただ「眠れない」というだけのことが
こんなにも人間を崩してしまうのだということ。


こんなに苦しいことがあるのか、あっていいのかとさんざん思い知らされました。




何も考えず当然のように眠れていた日々が
とても遠く、そんなことが本当に毎日出来ていたのか?と思ってしまうくらい

今の「眠れない」症状は、どこにも逃げられないという恐怖

というかこのまま眠れないことが原因で死んでしまうんじゃないかと、本気で考え込んでいました。





気温や薬の副作用のおかげで、少し良くなっては
私は職場への復帰を考えていたので
非正規という形で職場へ戻りました。



また眠れなくなりました。

そして春先まで、担当していた分の仕事はどうにかやり遂げて
さすがに職場は正式に辞めたのですが



また症状が戻って来てしまい、
眠れない、食べられない、肌がボロボロ


といった振り出しに戻ってしまったのです。





不眠についてもアトピーと同じく、薬になるべく頼りたくなかったので
サプリメントや耳栓、枕を変える、鍼灸など、さまざまな民間療法や対処療法のような治療を
片っ端から試して来ました。
(※アトピーについては別ページに詳しく載せています)







あたりまえのことですが
『寝る』ということは、人間として生活していくための健康の土台なんだなと身を持って思い知りました。




そんな私が不眠症を
段階的に、着実に、完全に根本から治したのは
この不調の本当の原因を理解した
からです。




その本当の原因と不調を改善するための手立てとは…??


※こちらの指導を受けさえすれば、不調が良くなるのではなく、
まず、体を整えるための手段となるものです。


※また、スピリチュアル的な分野に属するものなどとは違います。




主に『具体的に、どのようなことに気づいて変えていけばいいのか?』はこちらから読み解けます。




実際にこちらの指導を受け、体を自分で手入れする技術を身につか取り組みつつ
同時に自分の人生に不要だったものを手放して来ました。


必要のない知識、健康サプリメント、運動…


まず、最初は目に入れる情報=見るものから変えました。
これまで沢山観ていた、健康知識の動画、書籍、
食品添加物の欄など。

そして耳に入れる情報=聞くものも変えました。
病んでる音楽、噂話ばかり話す知人と会わないようにするなど。




変えるには、まずは捨てることを先にしました。
それから次に
本当に自分が心地よくなる話題や音楽だけを聴くこと、面白い健やかになれる動画だけを観ること、


自分にインプットするものを意識して変えていったイメージです。


あとは、溜まっているメール通知や何年も連絡をとっていない友人の連絡先、数ヶ月使っていないアプリなども全て削除し


見える範囲からスッキリさせていくことを楽しみました


考え方や心の状態をいきなり反対側に方向転換するのは難しいけれど、

見えるもの、聞くもの、身につけるものなどはすぐに変えられるから



物理的な範囲の外側から変えていけば
これまで持っていた、本当は必要じゃなかったものがハッキリと見えてきました。


そうやって少しずつ、自分の内面を
“本当に自分が心地よいと感じるか?”をアンテナに方向を変えて舵を切っていくような感覚です。




体感のことに話は戻りますが、

上記の指導を受けた2ヶ月後には、
寝すぎじゃないか??というほど昼寝をしていました。


アトピーより、時間はかかりましが
一時的にではなく、確実にぐっすりと眠れるようになりました。

(最初は時間はバラバラだったけれど、徐々にちゃんと夜に7時間ほど眠れるようになりました。)


眠れるということの、しあわせをこの時ほど感じたことはないです。




過去の私と同じように
不眠症で悩まれている方は、人生に希望を見出すことを諦めないで欲しいです。


体の働きが正常になると
薬に頼った一時的な対処の効果でなく、
自分の力で眠れるようになれます。




不眠症を抱えておられる方も、
皆生まれつきずっと寝れないと言うわけじゃないと思います。


何かのタイミングで、何かがきっかけとなって
今眠れないと言う状態になってしまっているだけで、

本来は眠れていたということです。


子どものころには眠れていたのですから、本当は自分の力で眠れないということはないはずなのです。


私も眠れなかった期間を、そういうふうに考えて乗り越えて来ました。



経験としてハッキリと分かるのは
健康な人生は、健康な体と健康な精神が土台にあってこそ成り立っていることです。


まずは、体を手入れして精神面も穏やかになってくれば必ず人生は変わります。




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体は自分の手で変えていける!
今日もよく寝てよく食べよく笑っていきたいと思います♪♪ 




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