「静止」する勇気〜美しき「さなぎ」時間

今、わたしは、さなぎの中にいます。
昨年11月に発覚した甲状腺、免疫疾患が悪化し、慢性疲労、目眩に加えて、下痢症状が激しく、1月後半から2月の半ばまで、動くことも困難なほどでした。

具体的には、複数ある甲状腺ホルモンの中でも、本来、病気になった時に、戦ってくれる抗体が、極端に増えすぎ、じぶん自身を攻撃してしまっている状態(自己抗体)。
✴︎通常値60であるはずの抗体が13000!! 体内兵士が通常の200倍以上もオーバーワークしてしまっている状態ですから、もうクラクラ。

スペイン在住の治療家であり、心身の健康の専門家、星子たけのりさんとのZoomによるセッション、アドヴァイスをもとに、
●メタトロン検査(波動検査機)
●食事改善
●サプリメント(鉄・ビタミン・亜鉛など)
●エクササイズ・瞑想(過去のトラウマとの対峙)

のほか、
●キネシオロジー
●クラニオラル整体
●ホメオパシー
●甲状腺薬の服用

西洋医学とホリスティックメソッドの組みあわせをたいせつに向きあった結果、昨日は、数週間続いた目眩と下痢症状が和らぎ、じぶんの中でやっと「快復」の兆しが見えてきたところ(なので、やっとここのブログを書けているわけですね)

さらに、回復の大きな要因は、実は
「ポーズ(静止)する勇気」
を持ったことだと実感しています。

きっかけをくれたのは、友人であり、現在、アニメーション作家・絵本作家として活躍なさっている、今林由佳ちゃん。

わたしが彼女と出逢った16年前、大病を患っていた彼女は、東京芸術大学を休学し、治療に専念していました。

わたし自身、子どもの頃から大好きだったNHKのテレビ番組
「みんなの歌」のアニメーションを創ってみたい!と夢を語っていた彼女。

先日、約6年ぶりにオンライン電話でおしゃべりしたさい、元気な彼女の笑顔に触れることができました。

現在、由佳ちゃんは、学生時代の夢をみごとに叶え、
NHK、みんなの歌、「ピヨの恩返し」をはじめ、数々のアニメーション作品、絵本を発表する彼女。
(先日は、4歳になる息子の誕生祝いに著書「動物ぱっか〜ん」の絵本を送ってくれました❤️)

中でも、今回、わたしのハートを包んでくれたのはこちらの動画作品。

https://youtu.be/0DHc5SVVWdc
みゃく、みゃく〜
Drop of Life

「死ぬことを恐れていたあの頃、でも、実は、この瞬間にも、幾千も死にゆく細胞があり、同時に、死にゆく命があるからこそ、幾千も生み出されてゆく細胞がある。生きることと、死ぬことは同義なのだ」

電話口でそんなふうに語ってくれた彼女。
もともと、免疫不全以前に貧血症を持つわたし、身体が重くなるたびに、
「どうしてじぶんはいつも虚弱なのだろう」と、山積みのto do リストを前に、無意識に自らを責めていたことに気づいた。

でも、動画の中のこの子たちのように、
もっと、わたしがわたし自身を抱きしめてあげられたなら。
細胞の一つ、ひとつをありのままに愛して、受け入れてあげられたなら。。

国内随一の超難関と呼ばれる東京芸大に入学するも、すぐに休学して、治療に専念しなくてはならなかった由佳ちゃん。
そんな彼女が、しっかり休んで、療養した先に、今、生きて、こんなに輝いている。
そんな友人の存在は、わたし自身に「静止する勇気」を与えれくれました。

そんな中、昨年から毎月アップしていた「新月のマントラ瞑想」動画も、今回のみずがめ座の新月は強制的にお休み(楽しみにしてくださっていた皆さんごめんなさい)。
変わって、こちらに、今月のメッセージを記します。

「自分の殻を破って本質の輝きに満ちようとする時、必ず変容への恐れがやってきます。
少しの間は暗闇に包まれますが自分の内側にある光を信じましょう。
深呼吸をしてそっと目を開けると、光の粒子に包まれていたことに気がつきます。」


ーこちらは、この星読みブログのヘッダー画像にも作品を使用させていただいている、クリスタルペイントアート、水晶画家の青山京古ちゃんの新作、「光の変容」のメッセージから引用させていただきました。


皆さんの中にも、現在、体調を崩されれいたり、心身の不調を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時は、どうか、焦らずに。

特に現在、旧体制を守ろうとする土星と
改革・革命の惑星、天王星がガチンコ90度で厳しく見つめあっています。
この強力な角度は3月2日頃まで続きます。

なにもできないようでいて、貴方の心身の内側でも、きっと、
これまでにないほどの超高速で更新作業が進行中なのかもしれません。
完璧な宇宙の一部である、じぶん自身の内なる光を信頼してあげてください。

変容の先に、蝶に還ったならまた、星読みでお逢いしましょう。


さなぎの中の
 mico

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