マガジンのカバー画像

むすび百科事典-MUSUPEDIA-

水引専門の動画解説付むすび百科事典。煩雑な水引情報を広くリサーチし、美大卒職人発クリエイターの視点で整理・再構築。装飾性は排除し、あらゆる水引創作に応用がきく結びの基本構造を丁寧…
月に1記事以上を予定(更新日不定)。平面的な解説でなく動画やライブ配信も収録しており断然理解がしや…
¥400 / 月
運営しているクリエイター

#好きな日本文化

松結び(マツムスビ)Vol.2

みんなで作る むすび百科事典-MUSUPEDIA- 水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。 解説水引飾りには欠かせない、お祝い事のシンボルである松竹梅の一つ。松結びと名のつく結びは多く存在するが、今号では松結びVol.1に続き、古典的な松結びを再び取り扱う。今号では老いの波(水引を専用の器具でくるくると巻くこと)をかけて仕上げており、その解説も動画で行う。 松結びVol.1でも書いたが、この結びでいう「松」は、盆栽や日本庭園などに見られる手入れがされた

¥500

水引「まんまる市松模様」の作り方

解説3月号のむすび百科事典MUSUPEDIAは、水引ライナーlab内やInstagramでお問い合わせの多かったまんまる市松模様のヘアゴムのつくり方をご紹介します。 叶結びのように井桁に組まれた市松模様を球体に仕立てています。近年ハンドメイド市場でも注目されているモチーフです。水引素材の風合いを活かして色のバリエーションも楽しめます。 市松模様2020年頃から「鬼◯の・・・」で大人気になりましたね。市松模様は、古墳時代の埴輪の服装や法隆寺・正倉院の染織品にも見られ、古代よ

¥1,000

松結び(マツムスビ)Vol.1

みんなで作る むすび百科事典-MUSUPEDIA- 水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。 解説水引飾りには欠かせない、お祝い事のシンボルである松竹梅の一つ。松結びと名のつく結びは多く存在するが、今号では最も代表的な松結びの基本形と、構造的に近いがとても珍しい松結びを紹介する。 松結びは一般的によく使われる結びだが、やや複雑な構造をうまく整理しながら結ぶ為の手の運び方が伝承できていない印象を受け、そこも解説ライブ動画にてしっかりお伝えする。 この結びで

¥500

水引アマビエの作り方

コロナ禍で一躍脚光を浴び「疫病退散」のご利益があるとしてさまざまなアマビエグッズが作られている昨今。(2020年の流行語大賞TOP10にも選出されましたね。) これまで水引ライナーで配信した「水引結び講座」や「MUSUPEDIA」の結びを応用して作った水引ライナーバージョンの「水引アマビエ」をfeuilleがご紹介します! 解説アマビエとは日本で古くから「疫病退散」のご利益があると言われている妖怪。 京都大学附属図書館が所蔵する、江戸時代後期に制作されたとされる刷り物(か

¥1,500

七宝結び(シッポウムスビ)

みんなで作る むすび百科事典-MUSUPEDIA- 水引ライナーLabメンバーの集合知により制作する水引に特化した結び百科事典。一つのデータを鵜呑みにせず、煩雑な情報をひろく試し最も「美しく」「妥当な」水引結びを整理・再構築しています。 解説七宝結びは、水引において古い記録は確認できず伝統的に使われてきた結び方ではないようだが、袈裟結び同様、近年水引ハンドメイド市場において活用されるようになってきている。吉祥文様でもあり水引愛好家の中でもモチーフとして取り入れたいとのニー

¥600

「折りたたむ」花の結び(梅結び)

みんなで作る むすび百科事典-MUSUPEDIA- 水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。 解説水引を折りたたみながら花の形を作っていく珍しい結び方。古くから水引の書物では花といえばほとんどが「梅の花」なので、前号までの「梅結び」の一種とも言えますが、応用範囲が広く様々な特徴の花を形作れる為、ひろく「花の結び」とする。 ・「折りたたむ」花の結び(今号) ・「組む」花の結び(次号以降) に分け、ちょっと特殊な水引の花の作り方をご紹介していく。 「折り

¥600

梅結びの科学【保存版!特別号】

みんなで作る むすび百科事典-MUSUPEDIA- 水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。 梅結びコンテストを終えて Instagramで開催させていただいた梅結びコンテストには、たくさんのご応募ありがとうございました。 コンテストではMUSUPEDIA6月号『梅結び(ウメムスビ)vol.1 』の中の ①【一般的な梅結び】の結び方↓を用いて、いかに五角に美しくととのえられるかということを競うコンテストでした。 Instagramの結果発表を見てみて

¥3,300

亀の子結び(カメノコムスビ)

みんなで作る むすび百科事典-MUSUPEDIA- 水引ライナーLabメンバーの集合知により制作する水引に特化した結び百科事典。一つのデータを鵜呑みにせず、煩雑な情報をひろく試し最も「美しく」「妥当な」水引結びを整理・再構築しています。 【解説】

¥400

袈裟結び(ケサムスビ)

みんなで作る むすび百科事典-MUSUPEDIA- 水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。 解説 袈裟結びは、僧侶の袈裟(ケサ)にかける修多羅に使われる装飾的な結び方の一つで、一般的には紐による『飾り結び』でよく使われる。水引においては古い記録は確認できず伝統的に使われてきた結び方ではないようだが、近年水引ハンドメイド市場において活用されるようになってきている。 修多羅(読み)シュタラ:③ 袈裟(けさ)の背の装飾として、紅白の紐(ひも)を結んで垂れ下げ

¥600

叶結び(カノウムスビ)

みんなで作る むすび百科事典-MUSUPEDIA- 水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。 解説結び目を表から見ると口の形に、裏から見ると十字の形に見えるので、口+十=叶で叶結びと言われる。結びの形は多種にわたるが、この特徴を含むものを広く叶結びと呼ぶ。 飾り紐でもよく使われる結びだが、水引の特性上、紐と同じ手順ではうまくいかない場合が多く水引独自の手法が必要になります。様々な名前がついていたりしますが、水引ライナーではわかりやすく『叶の字』の周りにで

¥500