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かさね煮は一石五鳥の調理法です!!

こんにちは^^
Kitchen Smile Lab. 主宰
子育て食育アドバイザー
横地多実子です。

メルマガ100日実践中!!
本日16日目です。

今日も かさね煮 について
書いていこうと思います。

かさね煮は一石五鳥の調理法

切った材料を、お鍋の中に
「陰」から「陽」へと重ねていく
この重ねる順番こそが極意なんです。

https://note.com/mico_aditya/n/n2b7452a14ed3

と数日前にお伝えしました。

今日は、そのお話をもう一歩深めて
「陰」から「陽」へと重ねて煮ることで
どんな結果が導き出されるのか?
一石五鳥とはどういうことかを
お話ししていきたいと思います。

①時短

「陰」から「陽」へと重ねたかさね煮の鍋
「陽」から「陰」へと順番を逆に重ねた鍋
を用意して比較をすれば一目瞭然!!
沸騰するまでの時間が
かさね煮の方が明らかに早いのです。

野菜炒めを作る時も、
ほうれん草のゴマ和えを作る時も
そうなのですが、

かさね煮の手法を用いると
短時間で彩りよく、味わいよく
食感よく仕上がります!!

その理由は、
■野菜たちが個性を発揮しやすい位置に
 重ねてあげているから。
■少量の水で蒸し上げるように
 加熱するから。
です。

②簡単

切る➡重ねる➡煮る➡味付け
4ステップのシンプル調理法

お腹の中からかさね煮育ちの娘は
お手伝いが大好きで
2歳の頃から野菜を切ったり
お鍋の中に重ねたり
してくれていました。

3歳になるころには
「次に重ねるお野菜はどれだっけ?」
と質問すると
正確に選んで重ねてくれるように
なっていました。

かさね煮は、3歳児でもできるんです!!

③美味しい

これも比較をすれば一目瞭然。
「陰」から「陽」へと重ねた鍋は
甘み・旨みがグッと引き出されます。
みんなが仲良く手をつないでいるような
何とも言えないやさしさと
美味しさと、安心感が生まれます。

④ヘルシー

③美味しいの項目でも書きましたが
かさね煮すると
素材の甘み・旨みがグッと引き出されます。

基本の調味料があれば
大抵美味しく仕上げることができるので
うま味調味料や、ルウ、○○の素などを
使う必要がなくなり
化学調味料や添加物の摂取を
減らすことに繋がります。

⑤エコ/SDGsに貢献

素材をまるごと、余すことなく使う
一物全体の調理法です。

一般的に皮をむいて料理する
大根、人参、レンコンなどの根菜も
皮をむかずに調理して、
すべて感謝していただきます。

皮をむかずに調理することで
時間が短縮できますし
可食部分が増えて、廃棄が減り
ごみの減量化にも繋がるので
SDGsに貢献できます。

また、皮の部分には
抗酸化物質や、香り旨み成分など
微量栄養素が集中していますし
土中の微生物も食べていることになるので
免疫力アップにつながります。

自然の恵みを受け取り調和をめざす

このように
5つのメリットを確認しますと、

かさね煮
自然の営みにピッタリと調和した
無理・ムラ・無駄のない
素晴らしい調理法だと
感じていただけると思います。

かさね煮という手法は
天からのギフトに違いない
と、わたしは思っています^^

五感を研ぎ澄まして
お鍋の声を聞けば
一番おいしいタイミングで
仕上げることが出来ます。

丁寧に切れば、切るほど
美しく重ねれば、重ねるほど
心を込めれば、込めるほど
やさしく、あたたかく、奥深い
調和した美味しさに出会えます。

今なお、新しい法則の発見があり
その法則通りに実践することで
さらなる美味しさの境地へと
導かれています。

自然の恵みを受け取って
心身を調和するかさね煮
わたしは魅了され続けています。

「重ね煮」から「かさね煮」へ

かさね煮して出来上がった料理は
躰をつくる糧であり
心を癒す光であり
いのちを育む愛である
と、わたしは思っています。

天から授かった調理法ですから
どこまでも純粋です。

体調が悪かったり
心が塞いでいたり
憂いていたりしていると
味としてハッキリと表れます。

かさね煮は、
自分の内面を映し出す鏡のよう。

だからこそ、
かさね煮を作って
かさね煮を食べる

食材の陰陽を調和して
まぁるく、やさしくなった料理を
毎日食べることで
心と躰を調えていく。

材料を重ねて煮るだけの
「重ね煮」から

天の意図と自分の心を
調和させていく「かさね煮」へ
進化させていこうと思います。

今日の後半は、
スピリチュアルな表現が多くなりました。

目に見えない世界を感じながら
お料理するからこそ
深い理解へと到達することが出来る
と思っているからです。

それでは、今日はこのへんで。
また明日もお会いしましょうね。


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