【WEB版ミックマックニュースレター 2024.6月号】
ごあいさつ
こんにちは！
ミックマックのコウです！
先日、家二郎を作ったのですが
※家二郎とは…二郎(系)ラーメンと呼ばれる、もやし・キャベツ・ニンニクが山積された姿や太ゴツい麺が特徴のラーメンを、自宅で再現すること。
部屋がまじでくせえです。
窓全開・換気扇強だったんですけど無駄でしたね。
しかも豚骨までは使ってないんですよ…
使って調理したら一体どうなってしまうんだ…
今月のトピック
「古物商許可ではゴミを処分出来ない！？」
実は、ずっと取り上げたかったテーマなんです。
なぜかというと…
本当に違法業者が多い！
本！
当！
に！
多い！
いやマジなんですよ。
何度でも言いますが違法業者だらけです、このごみ収集業界。
いやいや、語弊がありますね。
あえて「くそぼったくり違法不用品回収業者」と言っておきましょう。
そんな奴らが僕ら正規の真っ当なごみ収集業者の邪魔をしている！！
伝われこの憤り！！
「ゴミを回収するのに違法とかあるの？」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実際、ゴミに関する法律・条例に興味を持って知っているって方は少ないと思います。
家庭ゴミの延長で、分別すれば良いだろどまり。
事業者様の中にも
家庭ごみステーションに出したら駄目だってことを知らなかったという人もちらほら…
というわけで、
ごみの種類・法をさらっと紹介。
（※軽く、さらっとです。めちゃくちゃ長文になるので）
家庭ごみ
まずは家庭ごみです。
霞を食う仙人のような生活をしていない限りは生活する上で必ず出ますし、
みなさんも自ずとルールは染み付いているかと思います。
大まかに可燃ごみ・不燃ごみ・資源化物・粗大ゴミ・その他
と別れます。
で
分別までならみなさんもわかると思いますが、
じゃあ誰が収集・処分しているの？というハナシ。
これは、
家庭ごみ収集運搬委託
or
一般廃棄物収集運搬許可
このいずれかの認可が下りている業者しか収集運搬してはいけないんです…！
で、もう一つごみには種類がありまして。
それが、
事業ごみ
飲食店やオフィス、保育園などから出る廃棄物のざっくり総称。
この当社noteをご覧になっているお客様も多くはこちらのカテゴリーですね。
この事業ごみを収集するのは
一般廃棄物収集運搬許可
or
産業廃棄物収集運搬許可
の認可が下りた業者です。ざっくり。
さて、
これらを踏まえて、ぼったくり違法回収業者の何がダメなのかを説明しますと…
答えは簡単です。
彼らはこの許可持ってないんですねぇ
よくある違法回収業者のパターン
【その１ 「古物商を持っていて、古物として持っていくので大丈夫ですよ〜」】
こいつ怪しいな〜、って業者のサイトを見るとよく書いてあるのがこの文句です。
でも、まあこれだけだったらギリッギリ、アウトじゃない可能性。
ここでポイントになるのが、この「古物商」とは、
「有価物を売買するためのもの」という点です。
つまり、
有価物を、買い取るか売るか。なんですよ。
「有価物（ごみ）を、料金取って運搬」
まではこの古物商許可の範囲に無いんですね。
よって、この場合だとアウトです。
【その２ 「古物として持ち帰った後、自分たちの事業ごみとして処分するから大丈夫」】
これもその１と同様、「回収費用を取らない（ちゃんと古物として買い取る）」
ならOKですが、
取った時点でアウトです。
【その３ 「産業廃棄物収集運搬許可を持っているので大丈夫」】
これ！知らないと引っかかりやすいんですが、
産業廃棄物は家庭ごみには適用されません。
読んで字の如く、「産業に伴って排出される廃棄物」ですからね。
だいたい違法業者はこの３パターンのいずれかである場合が多いです。
※注意していただきたいのは、本当に許可業者と提携して合法に収集している場合もあるので、（両業者が同時に現場に来たりなど）
「許可がないのにごみ収集している！絶対悪！」とはすぐには言い切れません。
怪しいかもよ？くらいの先入観で。
なぜこのパターンの業者が出てくるのか
ここからは推測にはなるのですが、、
「ごみ収集」という特にスキルも必要なく、
すぐに参入できそうな業界（実はそうでもない。理由は後ほど）なので、
手取り早く金稼ぎがしたい人たちにとって安易に手を出しやすい業界なのが
一つ理由としてあるかもしれません。
ごみも、一度ごっちゃにしてしまえばどこからどれだけ出たものかって判別しづらいですし。
パッカー車は流石に高価ですけど、ノーマルのトラックならすぐ調達もできますし。
で、
取り締まる法律もあるけど、一般的に認知されていない。
から、好き勝手し放題。
だから違法業者が蔓延るんだと思います。
違法業者を見分けるには
家庭ごみ（家庭からの粗大ゴミ含む）を排出したい場合は、
・家庭ごみ収集運搬委託
もしくは
・一般廃棄物収集運搬許可
このどちらかが必要になってくるわけですが、
家庭ごみ収集運搬って自治体からの委託業務なので、
「個人から依頼されて収集に行く」ってムーブができません。実は。
なので、ゴミ出しの日以外では
「自治体施設へ自ら持ち込む・自治体に収集を依頼」する。
もしくは、「一般廃棄物収集運搬許可をもつ業者に依頼」するがほとんどの選択肢です。
そして、
この「一般廃棄物収集運搬許可」って
実はめっちゃ取得しにくいらしいんですね。
その理由は誤解を恐れず簡単に言うと、
「一般廃棄物収集はもともと自治体がやってた仕事で、手が回らんくなってきたから許可を出して民間にしてもらっている。
都市の処理計画に基づいて運営されるべき事業なので誰にでも自由に許可は出せない。
なんなら今は業者数が適性数を超えているのでこれ以上増やすことはとても消極的だ」
ってことらしいです。（意訳。違ってたらすみません）
意外にも、新規参入は非常に厳しい業界というわけです。
岡山市のみに限らず、多くの自治体でもそういった状況なので
よく検索上位に上がってくる、
「全国対応！24時間受付！不用品回収！」
って業者は怪しむに足るなという所感です。
そんな複数の自治体でポンポン許可取れないですから。
で、そのサイトも隅々まで見てみると許可は取れてなかったりして、おやおや…と。
※ここもちょっと注意ですが、中にはちゃんと地域の適正業者と契約している場合もあります。
最安値！っていう文句があると注意ですけどね。
紹介業者と回収業者、余分に会社が絡んでてそんな価格設定、現実的じゃないですし。
長くなってきて読んでる方も離れていくか眠くなってそうなので
そろそろまとめを…
まとめ
家庭ごみ（粗大ゴミ）を、ゴミ出しの日以外で処分したければ
一般廃棄物収集運搬許可をもつ業者へ！
持たざる業者は概ねアウト！
です！
【連載４コマ漫画「ごみの日の真夜中に」】
第6話「×15台」
収集箇所が1番多いであろうコースをちまちま数えました。
もちろん僕も乗ったことあるコースなんですが、
こんなに多かったかな…まあ確かに長丁場ではあったな…って記憶です。
おまけ漫画
【総務部 コウの日常】
確かツイッターだったと思うんですが、
「正しい性教育は小学１年生から！お風呂もちゃんと性で分けて！」
ってのを読んで、まあなるほどなと納得したので
ちゃんと実行しようと思っていたのですが
いつの間にか４年生です。
流石に中学・高校とかの年頃になったらやめてほしい…
おわり
今回もご覧いただきありがとうございました！
また来月！（と言いながら投稿かなり遅刻してるのですぐまた書いてアップします）
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