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日経新聞(2022/4/7朝刊)の記事・広告ピックアップ【JR東日本社長の言葉、2023年卒大学生対象 就職企業人気ランキング】

今日は、日経新聞を読んで、是非、皆さんに共有したい事柄について、少しお話ししたいと思います。

1.JR東日本社長の一言が腑に落ちた!

◆[ニュース一言] JR東日本 深沢社長【日本経済新聞2022.4.7朝刊】

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毎日、日経新聞朝刊で、大企業の社長が世相や最近のニュースを踏まえ一言投稿している記事です。

200文字程度の中に、社長の想いや先見性が詰まっているので、毎日、読むのが楽しみです。

今日は、JR東日本の深沢社長の話が腑に落ちたので、紹介します。

その言葉は、「(前半略)社会の変化は、10年先の未来が想定よりも早く現実のものとなっただけだ。」です。

非常に分かり易いですね。

近年の変化の激しい時代に対して、社長のこの一言は、社員に安心感を与えるだけでなく、会社の方針が全くぶれていないということを示していると感じました。

私も最近の投稿の中で、今は先の見えない「VUCAの時代」については、説明していますが、具体的にどう対応すればいいかまでは、言及できていません。

ところが、深沢社長のこの一言からは、「長期戦略は全く間違っていない。このまま対応速度を上げるだけでいい」という事が伝わって来て、社員に対して非常に分かり易いですね。


これに加え、深沢社長は、「利用減を見据えて収益構造の転換」「顧客の変化を見据えた課題解決」を掲げています。

深沢社長が言われるなら、きっと「顧客の変化を見据えた課題解決」により、私たち利用客の利便性が向上するんだろうなという期待感まで湧いて来ました。


2.就職企業人気ランキングに見る企業の未来

日本経済新聞社とマイナビが2023年3月卒業・終了予定の大学生・大学院生を対象にした就職希望調査の結果が広告特集として掲載されていました。

残念ながら日経新聞記事のリンクがないので、関連のwebsiteを添付します。

◆参考website: 

2-1)希望の勤続について

我々の時代では、考えられない結果としては、希望の勤続について、40%以上が10年未満と回答している点です。

定年までは、なんと、たった30%程度でした。

2-2)就職企業人気ランキングは学生から見た未来の企業像

◆損保と生命保険が人気

文系の10位以内に損保と生命保険が3社入っています。

これは、やはり安定した企業には人気が集まるということでしょうか。

損保は、今後、自動車保険は減少するものの地震や災害が増えて来るため、さらに重要な位置づけになって行くと予測しているのではないでしょうか。

生命保険は、日本の保険加入率が高く、会社が潰れる心配がまずないでしょうから本当に安定的なイメージです。

◆今後の世相を予測したランキング

コロナ収束を見据え、ホテル・旅行業の人気回復しているようです。

この業界は、最近低迷していますが、学生の目には、今後の発展が強く期待されているようです。

また、DXやAIによる技術革新を見越したIT関連企業やゲーム関連企業の人気が上がっています。

規事業や技術に強みを持っているとうことで印刷会社も上位に入って来ています。

◆SDGsへの貢献について

本広告特集の解説の中で、「SDGsを学んできた学生たちには、社会にいかに貢献するかという意識が根付いている」と書かれています。

しかしながら、2021年10月に発表された日経BP「第2回ESGブランド調査」(一般消費者へのインターネット調査)のESG指数トップ20のうち、この就職企業人気ランキングの文系総合および理系総合のトップ20のいずれかに入っているのが、6社だけでした。

この結果を見ると、学生は、企業をSDGsの観点で見てはいるものの、就職の際は、必ずしもそれがトップの選択肢ではないことが伺われます。

【参考】日経BP「第2回ESGブランド調査」(2021年10月8日)

このように、就職企業人気ランキングを見ると、最近の世相や今後の企業の状況が見えて来て面白いですね。


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