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#19 個別銘柄を買う前の準備

こんばんは。Mickey★です。
お金を上手に活用することで、お金の悩みから解放され、自由を獲得できる「お金との付き合い方」をご紹介しています。
今日は、個別銘柄を買う前に準備することをご紹介します。

個別銘柄を買う前の準備


個別銘柄を選ぶ際に、「自分が知っている会社だけで探す」ということをやってしまう人が多いと思いますが、これは一番ダメなパターンです。
また、株を買う際に専門家がオススメしていたから、売上が良かったから、商品が好きだから、という感覚で個別銘柄を選んで買うのは、自殺行為です。

『ウォール街のランダムウォーク』という本では、プロのファンドマネージャーが選定して選んだ銘柄と、サルが選んだ銘柄(新聞の株式欄に対してサルがダーツを投げて当たった銘柄)に投資した結果が同じだったという衝撃的な話がありますが、プロのファンドマネジャーは、経済の市況が悪い状況でもお金の運用をしなければならないので、このような結果になったという認識です。(プロのファンドマネジャーは、結果が出せないと最悪の場合、辞めさせられてしまうので、一発当てることはできても、10年ずっと勝ち続けるのは難しい世界とされています。)

一般の個人投資家は、自分の予算とタイミングに応じて売買ができるため、上がると思われる銘柄の選定、買うタイミング、売るタイミングを事前に決めておけば、100%とは言いませんが、勝てる確率は上がります。

個別株を買う前に売買戦略を立てよう

売りの戦略


3つの中で一番重要なのは、「売るタイミング」です。
どれだけ入念に個別銘柄を選んでも、株価は上がる時と下がる時があります。
損を出してしまう人の多くは、どのくらい上がったら売るか、どのくらい下がったら売るかを決めていないことが多いと思います。
この場合、心理的な作用や感覚で売買してしまい、少し値上がりしたら売って、値下がりしたら保有し続けると最悪なパターンに陥る人が多いと感じます。(私としては、こういう人が多いので、儲けさせていただいているのですが・・・)

私も過去に失敗して、売るタイミングを逃し、塩漬け株(いつか上がるだろうと思って保有している株)にしてしまい、挙句の果てにその会社が倒産してしまい、株式が紙切れ(投資していたお金がゼロになること)にしてしまった経験があります。
特にやらかしてしまったのが、2008年のリーマンショックの時で売るタイミングを逃して、全て塩漬けにしてしまいました。
自分が許容する損失よりも下がってしまうと、『持ち続けたら上がるかもしれない』という可能性に心が支配されてしまい、売るにも売れなくなってしまいます。
この後、株式のセンスがないと思い、5年くらい株式投資を止めてしまいました。

メンタルを鍛えることも必要ですが、初心者は自分の中で運用ルールを決めて、それに基づいて取引することをオススメします。

私が再度、投資を始めた時は、「20%上がったら売る」と「15%下がったら売る」というのを決めて、そのルールに基づいて実施していました。
これによって、総合的に利益が出るようになりました。
株式の格言で、「魚の頭と尻尾はくれてやれ」という言葉がありますが、将来を予知する能力がないため、一番値が下がっている時に買って一番値が上がっている時に売ることはできません。
取引の結果、自分が売った時よりも値が上がった時はしょうがないと思い、自分が売った時よりも値が下がっている時は、良かったと思うようにしましょう。

株式市場では、資金を全部失くして強制的に退場させられないようにすることが重要です。
これは実際に売買を繰り返して経験を積み、失敗から何故失敗したかを分析して、『良い塩梅』を見つけていく必要があります。

買いの戦略

買うタイミングは、みんなが売って株価が下がっている時が買い時です。みんなが一斉に買っているタイミングに、ついつい買ってしまいがちですが、この場合、高値掴み(株価が一番高いところで買って下がる)をする可能性があります。
ダウ平均、日経平均が下がっている時は、買い時となりますが、急激に下がっている時は、どこまで下がるかを様子を伺って買うタイミングを伺います。

私の場合、買うタイミングは、世界情勢や経済の状況に基づいて、買うタイミングを判断しており、この時は、VIX指数(恐怖指数とも呼ばれており、アメリカの株価指数S&P500を元に算出された数値となります。)に基づいて、「買い」の判断をしました。
2020年2月のコロナショックでは、日本もアメリカも連日に渡って下がり続けていたため、どこのタイミングで買いにいくかは考える必要がありました。この時は、3月中旬と3月下旬の2回のタイミングで買いに入ったのですが、結果的に3月下旬が底だったので、良いタイミングで買うことが出来ました。
買いのタイミングは、私自身もあんまりうまくはいっていないと思っており、現在も勉強中です。

個別銘柄の選定についての方法は、次回にお話しします。


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