2021年　良い年になりますように

明けましておめでとうございます。
今年の年賀状です。

毎年干支の動物を使う事が多いけれど、今年はこの願いが1番と思いアマビエさま年賀状バージョンにしました。

前のアマビエさまより、ちょっとスタイルがすっきり。

疫病退散への願いをより強く。

右上の茅の輪は、ご存知の方はニヤっとしてくださるのではないかと。
これが丑年にかかるのですよね。

茅の輪くぐりをするのが、夏の大祓えの時なので夏の風物のように思われるかもしれませんが、元々は祇園社の由来にもなっている言い伝えがあります。

『武塔神（むとうしん）という神が、旅をしていた時に日が暮れてしまい「巨旦将来」という兄弟に宿を借りようとしたところ、裕福な弟は宿を断り、貧しい兄の蘇民将来は喜んでもてなした。

武塔神は数年後またやってきて、蘇民に腰に茅の輪をつけるように言い、茅の輪をつけていた蘇民と妻子以外のはその夜のうちに死んでしまった。

「私は素戔嗚尊（すさのおのみこと）である。後の世に疫病が流行ることがあったら、「蘇民将来の子孫」と言って、茅の輪を腰につけなさい。疫病を免れるだろう。」と言ったという。』

武塔神はスサノオで、スサノオは牛頭天王（ごずてんのう）とされているのです。牛の頭の神様です。

神仏混合とか本地とかだそうですよ。

まあ、そういうわけで（？）、アマビエさまと牛頭天王（スサノオ）と茅の輪で疫病退散、無病息災です。

元気で、良い年にしましょう！

今年もどうぞよろしくお願い致します。