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【出家】マハーシ瞑想センターへ

せっかくなので、ヤンゴン マハーシ瞑想センターで出家した時のことを語りたいと思います。出家したのは2018年の8月、一か月間でした。

まずは瞑想手続き。
マハーシ瞑想センターには朝の9時集合。
門を入ってすぐ左側の建物内に受付があります。50代くらいの背の高いきれいな女性が外国人対応をしてくれました。手続きとしてはまず、瞑想者受付票に名前や信教、連絡先、瞑想期間等を記入します。私はこの信教欄に堂々と「No specific religion(I respect all religions)」と記載し、彼女が受付票を確認している間、内心どきどきしておりましたが、何も触れられませんでした。そのあとパスポートを預けるのと引き換えに、マハーシーでの1日のタイムスケジュールや瞑想生活における諸注意が書かれた紙を渡されます。最後に、ノートに記帳に名前や今日の日付、国籍などを記帳します。記入しながら前の欄をチラ見すると、私の前に来た人は韓国から来たキムさん。さらに前には日本人らしき名前も発見。

受付が終わると、女性寮に案内されます。のはずが、受付にいた男の子が案内してくれたのは、外国人瞑想者のいる瞑想ホールでした。基本的に男人禁制の区域であったため、男の子はすぐにどこかへ行ってしまい、どうしたものか立ち往生していると、中から中年くらいの強面の小柄な女性が出て来て、目で案内してくれると言ってくれました。

瞑想期間中は必要最低限しか会話ができません。瞑想中はもちろん、掃除中も食事中もだめ。立ち話も(基本的に)だめ。目で口ほどに物を言うしかないわけです。

女性寮に着くと、外国人お世話係のマピューがお部屋まで案内してくれました。部屋は思いのほか広くてきれい!ただしかび臭い、、、
“Change your clothes and have a lunch”と言われ、ヨギ(在家瞑想者)の服を3着渡されました。まだ10時前やし笑。朝食のモヒンガー(ミャンマーのソウルフード)まだ胃の中におるんやけど、、、

食事を終えると、今度は瞑想の基本について録音テープによる講義を聞きました。テープから流れてきたのはなんと日本人男性の声。事前にマハーシーで出家された女性の本を読んでいたので、「これが噂に聞くウ・コーサッラ師か」と思いながら、聞いておりました。日本名は西澤卓美さん。ミャンマーで瞑想修行されていただけでなく、世界各地で講演会なども開催されている方です。後日、マピューにウ・コーサッラ師に会いたい!と言ってみると、”He went back to Japan. He’s in Osaka.”とのこと。不覚にも事前調査不足でした、、、


一時間ほどの講義が終わると、マピューが瞑想ホールで瞑想してもいいし、部屋で休んでもいいよと言ってくれたので、この日はとりあえず部屋でお休みすることにしました。

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