SNSが苦手な私がどうしてSNSアドバイザーになったのか?②
SNSが苦手な私がどうしてSNSアドバイザーになったのか?②
【人生を変えたリーマンショック】
2008年のリーマンショックにより、我が家は大きな転換期を迎えることとなりました。
主人は半導体用シリコンウエハーの製造を請け負う企業に勤めていたことから、大打撃を受け、それに従い従業員の大量解雇や大幅な給料カットなどが約4年ほど続き、生活は大きく変わりました。
専業主婦だった私は、子どもがまだ幼かったため2年ほど短期アルバイトを繰り返し働くようになりました。
子どもを施設に預ける余裕もなかったので、割の良い宅配業者の夜中の分別作業などをして、昼間に少し休み、子育て・家事・仕事を両立させていました。
それでも生活は厳しかったので、下の子どもが小学生になるタイミングで、パートにでて働くことを決意。少し生活は良くなりましたが、8年くらいは苦しい生活を送っていました。
最初に働いたのは、お菓子の製造業でした。
15時に仕事が終わることと、週休3日、職場が近かったためその仕事を選びました。
心が動いた出来事
その職場は、あまり居心地がいい職場ではありませんでした。いろいろなことが起こる中で、「私の人生はここで終わるのか?」と気持ちが沈んでいくのがわかりました。
しかし、今更音楽の仕事はできないし、家計のために働くしかなく、辞める気持ちはありませんでした。
そんなある日、気持ちが昂る出来事が起きました。
何気なく新聞の折り込みチラシを見ていたところ、「音楽講師募集」の広告が目に入ったのです。
そこは、私の出生地に近いところでした。もし、採用された場合は一時間ほどかけて通わなくてはいけません。
さらに、採用試験があり、ブランクがあり一度も人に指導したことがない私が受かる可能性は、ほとんどありませんでした。
しかし、そんなことはどうでもいい、挑戦するだけしてみようと思い、その採用試験に向けて、課題をこなしたり、ピアノの練習を再開したりしていました。
その時、「やっぱり、私は音楽をしたかったんだ」と再認識しました。
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