見出し画像

【コラム】恋愛で生きづらさを感じている人へ

心に寄り添うピアニスト山口美智代です♪
※イラストは実の妹のKOKIがわたしのMVのために描いてくれたイラストです。(本業ではありません)

HSPの気質が裏目に出て、恋愛がうまくいかず悩んでいる人や、恋愛のせいで生きづらさを感じている人もいらっしゃると思います。
今日はわたしの経験をもとに、勉強してきたことを共有したいと思います。

HSPの恋愛も個人差はありますが、感性豊か、直感力もあるので、すぐに人のいいところを見つけ、いつの間にか好きになってしまうことが多いようです。
その点はいいことに思えますが、自分軸がなくて相手の感情やペースに惑わされてしまうことも多いようです。

わたしは30年間お付き合いをしたことがありませんでした。
すぐ人を好きになってしまうタイプですが、なにぶん不器用なので、気づいたら相手に彼女ができてしまうなんてことが多く、失恋の経験だけは多いです。

「音楽家は恋をたくさんしたほうがいいよ」と言われたこともありましたが、自分にとって恋愛とはそんなに簡単なものではなくて、もっとお互いが真摯に向き合うものだと思っていたので、ガードが固いとか言われたこともありました。

そもそも自分はHSPのおかげで想像力、感受性豊かなので、恋愛以外のいろんなことをテーマに曲を演奏したり書く事ができました。
失恋して寂しくても、音楽のおかげでなんとか頑張ってこれました。

でも、失恋を重ねて行くうちに、だんだん自己否定に陥ってきてしまいました。
「自分って恋愛する資格ないのかな」
「自分にはご縁がないのかもしれない」
「わたしは女性としては見てもらえないんだ」
その気持ちは、年を重ね、周りが結婚していくのを見ていくとより一層増しました。

わたしが旦那さんとお付き合いする少し前、30代目前で周りは結婚ラッシュでした。
結婚どころかお付き合いもしたことがないわたしにとってその知らせはすごく辛いものでした。
今となっては本当に申し訳ないのですが、心からお祝いできる気がしなくて、何件か結婚式のお誘いをお断りしたこともありました。
それで余計に自分に価値がないような気がしてきて、本当に当時は辛かったです。

この経験から学んだことは、まず、自分軸をしっかりもって、自分を肯定することの大事さです。
恋愛がうまくいかない=ダメな人間でも価値のない人間でもありません。
どうか、自分を大切に思って欲しいです。

そして、友達ののろけやSNSの投稿などがつらい場合は、会うのを控えるとか、ミュートするなどして一旦距離を置いてみてもいいと思います。
羨ましいって言えるうちは大丈夫だと思いますが、それさえも言えなくなってきてしまった時は注意です。

無理して明るく振舞っていても、心から喜んだり、祝福することは難しいと思います。
それをできない自分に余計に嫌気が差してしまうこともあると思います。
ひどく落ち込んでしまうこともあるので、自分の心を守るためにも、対策を考えてみてください。

ちょくちょく話題にしている、日記などに書き出すのもオススメです。
つらい気持ちを吐き出すのはもちろん、こういう人に出会いたいとか、こういう家庭を作りたいなとか、ここまでにこんな自分になっていたいなとか、理想を書いていくと、少し前向きになれます。

そして、恋活や婚活をしている方に伝えたいのが、
うまくいかなくても失敗しても、自分を責めたり、
追い詰めたりしないで欲しいです。
頑張りすぎると疲れてしまいます。
自分を大切にして、自分らしくいてください。

わたしはそんなことがあったからこそ、人との出会いがどんなに貴重で、大切なことかを実感しています。
今生きづらさを感じている皆さんならきっとその有り難さも理解していただけると思います。

自分らしく、自分の人生を真っ直ぐ生きている方に、素敵な出会いがきっと訪れることを祈っています。


よろしければサポートお願いいたします。 たくさんのアーティストさんの力になれるよう活動してまいります!