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現代スペインチェンバロ音楽 GYOTAKU」

コンサートのご案内です。
久しぶりの外コンサート。
今回はヒストリカルチェンバロでスペインの作品を演奏します。
スペインはヘノベバ・ガルベス先生が現代音楽にも多大な影響を与えました。
私は1985年に濱田滋郎先生の紹介があってご自宅にお邪魔したことがあります。
その時の写真を載せます。
ちょうどこれは濱田先生からの手紙を読んでいらっしゃる時です。

この頃からずっとスペインの音楽は勉強してもし尽くせず、まだまだ興味が尽きません。
カベソンに始まり、アントニオ、ドメニコ・スカルラッティ、アントニオ・ソレールなどチェンバロには多くの作品があります。
さて今回は新作も加えて、新しいスペインをお聴き頂きます。


2023年 6月23日(金)  18:30 開場 19:00開演  入場券:2500円

チェンバロ:本間みち代

会場:Tokyo Concerts Lab. 東京コンサーツ・ラボ 東京都新宿区西早稲田2-3-18 (Tel: 03-3200-9755)



プログラム

Joaquin Rodrigo “Prelude et Ritornello” (1980)

Carlos Cruz de Castro “Recordando el Pasado” (1986)

Francisco Otero “Galvez-Galvanismes” (1982)

Claudio Prieto “Sonata 2” (1982)

Gabriel Fernandez Alvez “Cantoral” (1993-94)

Enrique X.Macias “Foglio Ⅰ”(1981-82)

Juan Eiras "Gyotaku" (2023) 世界初演 新作


このコンサートでは、ホワキン・ロドリーゴの“Prelude et Ritornello” (1980) 以降の現代チェンバロ作品を演奏いたします。

今回のコンサートではRoberto Oliveira-Ogando氏の紹介でJuan Eiras氏が新しく作品を提供してくれました。

38年前、濱田滋郎先生にご紹介いただき、マドリードのヘノベバ・ガルベス先生を訪ねたことから、多くのスペインの現代作曲家と知り合うことが出来ました。以降スペインの作曲家の作品を夢中で演奏しました。

今、再び演奏できること、そしてまた新しいスペインの作品に出会えたことは大きな喜びです。

チェンバロが、現代の作曲家の才能にかかるとこんな魅力的な楽器になるのだという作品たちです。

今年、Roberto Oliveira-Ogando氏の論文によってスペインの歴史と文化の雑誌「MAZARELOS」にEnrique X. Macias氏の記事と共に私のこれまでの活動が紹介されました。

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